一冊でわかる韓国史

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一冊でわかる韓国史

  • 著者名:六反田豊【監修】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 河出書房新社(2023/10発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309811116

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内容説明

韓国とはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに描く。コラム「そのころ、日本では?」「知れば知るほどおもしろい韓国の偉人」も役に立つ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

89
日本史から韓国を見ることがあっても、韓国側から歴史を見ることはなかった。大陸の端の半島の国として中国への朝貢、半島内での勢力争い、日本からの侵攻、現代では南北の争いから米国、中国との関係に至るまで絶え間ない争いの歴史でもある。KOREAの語源となった918年高麗の建国と日韓併合まで518年も続いた1392年建国の大韓帝国が朝鮮の文化を育んだ時代であった。現在のソウル市は李氏朝鮮の時代に漢陽を漢城と改名したのが始まり。日清戦争も日露戦争も、朝鮮の領土争いに端を発している。8月15日光復節は国民の祝日である。2025/03/25

まえぞう

29
シリーズも11冊目になります。韓国史とありますが、大韓民国成立以前は朝鮮半島全体の歴史です。その意味では現在の北朝鮮部分の話しはほとんどありません。お隣の国ですが、島国の日本とは異なり、昔から周辺国の影響をもろに受けざるを得なくて、我が国とは違った歩みを辿ってきたことがうかがえます。2021/12/11

ホシ

20
朝鮮半島及び分断後の韓国の歴史を駆け足で解説します。日本側の視点から書かれているので、現地人にはカチンと来る記述もあるかな。古代史を特に興味深く読みました。半島は南北からのまさに「もみくちゃ」の歴史。幾度にも及ぶ他民族からの侵攻に如何に対処するか?これに尽きるような気がします。対比的に島国としての日本の姿がよく見えます。日本を囲む海は「堀」の役割を果たし、半島ほどには外圧を受けませんでした。このような違いは双方の国民性にどのような影響を及ぼしたのでしょうか?これは論じるには、もっともっと勉強が必要です。2021/12/24

18
韓国史を通史でさっと見直す本。家族が韓国時代劇すきでよく見てるから、あーこの人知ってるって人がちょいちょい出てきて面白い。しかし側室の8男を帝位につければそりゃもめるだろとしか。1万円札になる栄一くんが、韓国併合後最初の紙幣である第一銀行券になってたのにはなんともいえない顔になった…。日韓併合あたりからは言葉を一生懸命選んで、でもダメなことはダメって頑張って書かれた感じ。ダメなことはダメだし、侵略したのは事実だろとしかいいようがない。2022/02/06

ピオリーヌ

12
著者の専攻は朝鮮中世・近世史。朝鮮半島の国々は、常に大国である中国の影響を受けつつも、臣従・反抗を駆使してしたたかに生き残ってきた。もちろん日本とも白村江の戦いを初めとする長い戦い・交流の歴史がある。やはり見所は李氏朝鮮の「小中華思想」か。2022/06/23

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