表現者2010年3月1日 29号 自主性なき協調主義――外交にもの申す

著者名：菅政行【著】/東谷暁【著】/宮本光晴【著】/西部邁【著】/富岡幸一郎【著】

ジョルダン（2011/11発売）

内容説明

友愛外交！　民主党政権が掲げた外交政策の中身は、一体何なのか。「日本は全く独立国ではない、依存国である」ことを今、高らかに宣言、指摘して日本を覚醒させる必要があるのではないか。外交の本質とは何なのか。対米依存国家、日本はどのように作られていったのか。歴史をひも解き、その本質に迫る大激論！
[「表現者」2010年3月号掲載]

目次

◇「友愛」という虚しい旗印
◇「ナショナリズム」と「平和」の葛藤
◇国防のためのポリティックス
◇アメリカ依存の似非リアリズム
◇スポーツ的躍動としての「国家」
◇予測不可能性へ向けてこその「議定」
◇「ルール」か「パワー」かの両断外交