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内容説明
この物語の主人公、片岡(かたおか)たかこ。バツイチ。老いた母との二人暮らし。離婚した夫のもとに置いてきた娘のことも気がかり。もう大人なのに、世の中とうまくやっていけない自分がくるしくて夜に押しつぶされそうになる。だけど――深夜ラジオから聞こえてきた、若い声。ロックバンド・ナスティインコのヴォーカル“谷在家 光一(やざいけ・こういち)”に、「恋」をした。その日から、人生に光が差し込んできた……気がする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャーリー
23
ちょっとした一言で相手を傷つけて、自己嫌悪に陥るパターンを丁寧に表現していて胸が痛みました。 日常でこういうことがたくさんあるのだけど、あまり人の痛みを感じなくなってきてしまっている気がします。 なんかマズイな〜、と振り返らせてくれました。ありがとう。2016/03/27
さなごん
20
ついに言った!でもさ言った方が傷つくんだよね…動き出したたかこさん。娘さんが心配2015/10/20
gelatin
20
★★★★ おっ、現実的な重さが出てきた。摂食障害、ものすごくリアリティをもって描かれてるわ。中学生男子も。この人、この年代も描けるんだなぁ。客観的に。中学生は共感しないだろうが、中学生のそばにいる大人は共感するだろう。暗い巻だが、次につながるためのタメか。ところでこの表紙、いいですね。川べりで歌っているのか、風を口に受けているのか、いずれであっても。2015/01/21
椿
20
自分は再婚しといて、男がいるなら娘はまかせられない、とか言う旦那にムカッとしたよ。たかこさんも、イラッとしてたけど何も言わない。溜め込んじゃうんだなぁ。おかあさんにむかって爆発した時はホッとしたよ。これからは、予告にあるように、自分の気持ちを出していけるようになるのかな〜。2015/01/11
かおりんご
18
漫画。たかこさんの心の闇が辛い。いらいらしちゃうし、言った後悔も想像がついて痛い。一花ちゃんのことと自分の幼少体験が重なっての暴言だろうけれど。たかこさんには、心のすべてを話せる友達がいないのかな?2018/06/07