文春文庫<br> 西川麻子は地理が好き。

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文春文庫
西川麻子は地理が好き。

  • 著者名:青柳碧人
  • 価格 ¥641(本体¥583)
  • 文藝春秋(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167902216

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内容説明

老いた富豪が土蔵に閉じ込められて死んでいた。事故と思われたが、なぜか床は一面、真っ赤に塗られていて――。完全犯罪に挑むのは「地理」をこよなく愛する地理ガール探偵、西川麻子。遺言状に隠された地図記号の暗号、アフリカの湖にまつわる意外すぎる犯罪ほか、世界地理のトリビアで6つの謎を解き明かす、新感覚ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

108
西川麻子その1。連作短編集。倒叙ものなんで楽しめましたが、結局鳩時計は何だったの?2017/12/26

mocha

100
数学ミステリーの次は地理ですか。青柳さんらしくトリビア満載の短編集。『浜村渚の〜』とは違って現実的な事件を扱っているものの、鳩時計を抱えた刑事って?学習塾向け地理テキストの編集者・西川麻子の、パソコンを介した謎解き講釈がなかなか面白い。中高生が地理に興味を持つかも?この調子で国語、英語、理科と、全教科でユニークな探偵を生み出してほしい。2015/10/15

75
国旗の由来や世界一長い駅名など、地理のトリビアが楽しい。笑えたり、しんみり出来たりミステリとしては軽いけど、悪くはなかった2020/02/16

hnzwd

75
数学に続き、今度は地理!地理の教科書作りを仕事とする主人公が、恋人が巻き込まれた事件の真相を、地理の薀蓄を使って解決するというストーリー。とにかく読みやすい。きちんとミステリしてますし、地理の薀蓄も満足の一冊でした。2014/12/05

takaC

69
福家警部補を意識したかのような似たような倒叙形式の事件簿(短編集)だった。中沢警部の鳩時計の秘密が明かされなかったのでこれはシリーズ物として続いていくっってことか。ちょっと物足りない感じのシリーズだけどウォッチしとくよ。2014/12/12

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