内容説明
40件超のプロジェクトを、いずれも納期通りに予算以内で品質も良好にカットオーバーさせた、リクルート出身の凄腕プロジェクトマネジャーが、独自のメソッド「PROKAN(プロカン)」を初公開!
「人に着目し、プロジェクトマネジャーやメンバーなど関係するすべての人が動くようになる」ことを最大の特徴とするPROKANメソッドで、あなたの悩みを解決します。
同時刊行の「準備編」で取り上げたスコープ管理やチーム編成、コスト管理などのメソッドとともにお読みいただくとより高い効果が得られると思いますが、本書だけでもご理解いただけるよう配慮しています。
著者について
1986年、リクルート入社。情報システム部門にて情報系営業支援システムを開発(プロジェクトリーダー)。その後、システム再構築プロジェクトにテスト統括・C/O統括として参画。巨大規模プロジェクトの準備から実施完了までのマネジメントを担当。
1995年、(株)リクルートマネジメントソリューションズの情報システム部門立ち上げのため出向し、1997年、同社に転籍、全システムプロジェクトを手がける。両社において、基幹系システム、勘定系システム、業務系システム、事業系システム、Webサービス系システムなどの構築プロジェクトをマネジメント。いずれも「納期」「コスト」「品質」目標を満たして「成功」させる。
2004年、プロシンクワークを設立し、現在に至る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
10
「準備編」に続いて眺めました。提案するプロジェクトマネジメントメソッド「PROKAN」を適用するにあたり、メンバー、パートナー、ユーザー、情報・コミュニケーション、課題、アウトプット、リスクに対するマネジメントの留意点を「セオリー」としてまとめています。2015/03/01
なっぴ
3
図書館でセット予約したのに誤って先に借りてしまいました。会社によって事情が違うから全て一致するわけじゃないけど、目新しいものはあまりなく、普段の仕事と同じかなーという印象でした。でも本として読むと、後輩に教える時とかにどこにポイントを置けばいいのかとか、教えるタイミングみたいなものが整理できて、けっこう活用できそうです。2015/04/05
Ayumi Katsukura
2
「これがそのまま実践できたらプロマネも困らないよねぇ」と上司と話していたものの、細部まで読んでみるとこれまでの経験がオーバーラップしてきて、今から変えられる行動がたくさんあることに気づきました。休みのときほど仕事のことを考えてしまうのは良くないのかなぁ…と思いつつ、何度も繰り返し読んでおります。プロマネのみならず、PMOも仕事に活かせます。ついでに、半分くらいの章はコミュニティ活動を主催・参画している人の勉強にもなります!2016/09/22
kuma-kichi
0
準備編に引き続き読みました。悪くないけど、やはりPMBOKから外れているのが残念。2018/11/27