メディアワークス文庫<br> 舞妓さんと怪盗大旦那

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メディアワークス文庫
舞妓さんと怪盗大旦那

  • 著者名:範乃秋晴【著者】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2015/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048690348
  • NDC分類:913.6

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内容説明

福井の田舎から祇園へ出てきた一花。どこかどんくさい少女で、やっと仕込みから舞妓になれたばかり。 お座敷は失敗の連続。落ち込む一花が夜道で出くわしたのが、なんと怪盗だった。怪盗夜行──最近、京を騒がす義賊である。人の好い一花は、追われている夜行を逃がす手助けをするのだった。 その日から、一花の運勢は上向いていく。なぜか、一花をひいきにする青年が現れたのだ。石川総司は若くして祇園の大旦那と呼ばれる青年実業家。だが、禍福はあざなえる縄のごとし。時を同じくして、一花は驚くような事件にまきこまれていくのだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

56
笑った笑った!。京都の舞妓さんは地方からの方が多い。この舞妓さんはお隣の福井県人。そして漫才のようなやり取りをされる大旦那さんは、もしかして「京都嫌い」を書かれた井上さんではありゃせんかと(^^♪。京都の警察もここまで落ち目に書かれちゃどうしようもない。しかも守屋なんて結構由緒ある名前じゃなかったかな?。ヤクザや警察、なにも悪ばかりが幅を利かしている土地ガラではありませんが、こういうお金使いの大旦那も現実にいらっしゃるようで(^^♪。続きにいきます。もう少し舞妓さんらしくなった一花ちゃんが読みたいです2020/04/21

アズマ

27
表紙や途中までからイメージしていたものより結構過激でした。舞妓さんの世界の仕組みについても色々解説されていて分かりやすかったです。大旦那と一花の京言葉VS福井弁が面白かったです。2人の会話のテンポがよくて好きです。警察の腐敗ぶりや風花の事件は読んでいてすごく嫌な話でした。2019/01/11

ぽぽ♪

27
範野さん、初読みです。ラノベだから、もっと軽い感じかと思いきや、中々ヘビーな内容でした。一花が天然で可愛いです。クールな大旦那との漫才?な掛け合いも好きです。無事舞妓になれて良かった!2017/01/12

るぅく

21
前半ののんびり感と後半の事件の差がかなりあったように思います。まさかこのような展開になるとは…ちょっと予想を超えてしまいました。舞妓さんの仕草の意味や京ことばも知ることができて、好きです。続きが出たらチェックしたいと思います。2014/12/08

ゆう

20
福井弁丸出しの祇園の舞妓・一花、祇園の実業家の石川、悪党をこらしめる怪盗大旦那。設定も表紙もすごく心ひかれる。のですが、いかんせん悪党の悪党っぷりが酷過ぎて…。成敗の仕方も読んでて、これは痛いよって感じで爽快感がないというか。。怪盗大旦那、鮮やかにスカッと解決!って感じだったらもっとよかったのになぁ…と思ってしまった。日常のオトボケ一花と石川さんのやりとりは面白いのに。これは好き嫌いが分かれるかな…??2014/11/03

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