内容説明
C言語の文法は、ひと通り学んでいるものの自分でプログラミングするとなかなかできないという方を対象に、数値罫線とシミュレーションについて解説した書籍。物理シミュレーション、確率的シミュレーション、エージェントベースの数値シミュレーションなどを実例で示している。「Cによるソフトウェア開発の基礎データ構造とアルゴリズムの基礎から」の姉妹書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハンギ
1
2009年出版。C言語とグヌープロットを使って数値計算や確率などのシュミレーションを安価に楽しめる本。1つ1つに具体的なプログラミングがある。率直な感想としては、C言語で数値計算するのはめんどくさいなと思った。型を変換しても、9桁の数値しか使えないそうなので、それ以上の数値を扱うには配列を使うらしい。丸めの誤差はたぶん基礎中の基礎だと思うけど、勉強になった。確かに10進法で無理数になる数値を2進法に直したりすると誤差が出るのはわかる。他にも同じ桁同士で引き算などすると誤差が出たりするらしい。難しいな。2013/04/07