内容説明
ようやく刀火の仮妻として認められた千樹だが、宮中の薫物合わせで嫌がらせを受けたりと苦労が絶えない。そんな中、都に鬼が出没したという噂が耳に入る。しかもその姿は、以前雅近に取り憑いた冬鬼を彷彿とさせて?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔(かける)
34
第4巻。綾峰のお母さんにいびられそうになったけど、短い間に作法を完璧に覚えるとか、千樹って天才なんじゃないの…と驚愕。シュガアプのアンもだけど、三川先生は天才少女がお好きなのかな?ここから順調に刀火と愛を育んでいくのかと思ったら、まさかの太政大臣家に伏兵が。1巻で倒したはずの冬鬼まで出てきちゃうし、次巻がとても気になります。千樹の無鉄砲さは相変わらずなので、どこかで成長してくれることを願います(笑)。2018/03/20
ぐっち
21
「私が好きか?まだ」VS「黙っておれないのが、悔しいのです。」刀火も頑張ってるんだけど、綾峰が良すぎる!!次巻、綾峰ターン来てほしいものです。2014/10/25
紅羽
11
千樹が刀火への恋心を自覚した後にこのサブタイトル。幸せなものを予想していたら、こんな切ない口づけだったとは…。刀火の助けになるはずの力が、逆に彼を危機に追い込む事になるとはいえ、千樹の死を最善策とする雅近の苦言は辛かった。それと頼近の真意。続きが気になります。しかし、過剰な臣下へのスキンシップはまず雅近から…で濁す千樹には笑いました。2014/10/02
シュウ
10
ここに来て、双子の兄出現。冬鬼も出現。更に嫌疑がかかる。信用出来るのは誰だ。2020/02/03
りぷれ@灯れ松明の火
8
刀火にうっかり告白した千樹に春が来るか?と思ったら、辛い現実が待っていました…。これを乗り越えれば、未来が開けると思いたい。私の中で、綾峰株が大高騰なのですが、報われなさそうなところがシュガーアップルシリーズのキースと重なってしまう。綾峰も、幸せになってほしいけどなあ。2014/10/10