内容説明
時は大正。苦学生の有紗は弟の学費を稼ぐため、やむなく華族の烏丸家にメイドとして潜入することに。だがそこで、烏丸家の御曹司・京四郎と強制的に主(有紗)従(京四郎)契約を結ぶことになってしまい……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももたろう
70
前から気になってたけど、や~っと読みました!「大正ロマン」「帝都」「結社」「魔力」「メイド」「男爵」「令嬢」わくわくするキーワードがたくさん出てきました!205ページの挿絵が江戸川乱歩風で暗い雰囲気がステキ!!「…したまえ」っていうセリフも好きだー!それも、それも「専属になりたまえ」「罵りたまえ」だなんて!3巻まで一気に読むことにしま~す(^^)2015/10/23
ひめありす@灯れ松明の火
65
面白いのかしら、これ……。ちょっと気になって一冊目だけ。表紙詐欺が甚だしいことこの上ないですよ!お花も、袴も、ほとんど登場しません。雪で閉ざされた洋館に、かつて共通の事件に遭遇した者たちが再び集まって……といういかにも金田一の孫的ながちがちの新本格を舞台にしているので軽くでもミステリーかなーと思ったら、どちらかというとファンタジーに重きを置いていました。そう言えばタイトルの桜乙女の桜って一体何でしょう?これから明らかになるのかしら。元気いっぱいヒロインちゃんが主従関係の主となってしまうのは新しくて面白い。2016/12/10
ダージリン
46
雪の山荘!ミステリーかと思ったら、ファンタジー仕立てでした(笑)。でも呪いの指輪による逆転主従契約とか面白いです~。京四郎と有紗の過去とか、すごく気になります!2015/06/02
さなだ
37
大正ミステリーかと思いきやガッツリファンタジーだった! 有紗と京四郎さんは過去に会ったことある感じ?とりあえず次巻期待。2014/11/10
ぐっち
34
皆さんも書かれている通り、館物だと思っていたら、ファンタジーすぎて若干びっくり。指輪の主従関係はおいしく読みました。指輪のNG基準が知りたいです。有紗と京四郎さんの関係も気になりますね。2014/11/08