角川文庫<br> 入り婿侍商い帖(一)

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角川文庫
入り婿侍商い帖(一)

  • ISBN:9784040703138

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内容説明

旗本家次男の角次郎は米屋の主人に見込まれて婿に入った。婿に入ると聞いていた話と大違い、店は借金だらけで妻は自分と口をきかない。角次郎は店を立て直すべく奮闘するが……。妻と心を通わせ商家を再興する物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

109
入り婿侍商い帖 1巻。旗本の飯食らいの次男坊、武士を捨て舂米屋に婿入した主人公角次郎さん、武士と町人の葛藤を克服してどの様商人になるのか楽しみですね。 2018/02/14

ベルるるる

29
旗本である実家では次男という事で、跡継ぎの兄とは、着る物、食べる物、食事する部屋、親や使用人の態度も全てが違う。どこかに養子に行くしか武士として生きる道はない。簡単には婿養子の口もなく、兄嫁が妊娠してますます実家に居場所がなくなる角次郎。 次男っていうのは武家社会では悲しい立場だね。そして小さなつき米屋の婿養子となる。 続きが気になるよ~。2016/12/10

25
さくさくと♪昔の結婚って…、あたしにはムリかも。本筋の黒い部分は次編で動きそうですね、黒幕は誰だ?2015/09/30

23
次男坊若様のお話が読みやすかったので、著者の人気シリーズも読んでみた。武家の次男坊が米屋を助けたことをきっかけに、米屋の婿になり奔走する話。作者は、頑張る次男坊を描くのがお好きなのね(笑)。主人公の角次郎は幼少時、隠居後の祖父と一緒に米作りを経験していたので米には造詣が深い。そこを見込まれての婿入り。角次郎さんはとても爽やかな好青年。辛い過去がある妻と心が通い合うのは次の巻かな?ゆっくりと待ってあげている角次郎さんは優しい。店を潰そうとしてくる敵の黒幕もまだ捕まっていないので、続きもよまなくては。2024/04/05

ツキノ

20
【図書館で大人気のシリーズ】あまりにも「続きは?」と訊かれ、しかしシリーズが複雑で、背に通巻テプラを貼るもののデータと結びつけるのは難しい、という。何がそんなに読者を惹きつけるのか読んでみた。なるほど、これは読みたくなるね。徐々に経営を立て直す、新妻と心を通わせていく、企みの探索、対決。2020/12/06

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