内容説明
禁酒法時代、ニューヨーク。 裏組織“カモッラ”は重要な儀式を数日後に控えていた。 泥棒カップルはグランド・セントラル・ステーションに着いたばかりだった。 マフィアの三兄弟はちょっとした問題を抱えていた。 チンピラの少年は思い通りにならない現実にムカついていた。 職務に忠実な警部補はそんな彼らを疎ましく思っていた。 そして、錬金術師の野望は200年を経て、未だついえる事はなかった。 彼らはまだ互いに関わりの無い者同士であった。このマンハッタンに“不死の酒”が蘇るまでは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
6
【読メ登録以前読了済】2019/02/02
岩月クロ
1
数年越しに、何度目かの再読。初読は学生時代。ずーっと前。細かい部分にある、伏線にも満たないような小さな欠片が、集まると物語の核になってしまうような、そういうストーリーが本当に楽しくてわくわくする。どのキャラも可愛くて大好きだけど、つい目を惹かれるのは泥棒カップル…。このキャラも、あのキャラも、今後ますます魅力が増すんだよな〜、と懐かしみながら読了。(アニメのOP曲も、記憶の奥底から流れてくる…好き…)2024/06/01
ケロたん
1
飽きさせずテンポ良い。2021/01/23
られ
1
何年もの時を経て再読。 まぁ、オチを知ってるとドキドキ感はないな(^_^;) 文体とかもまだまだおとなし目だしね。 いつの間にかすごく続巻が出てるので、そいつらに追いつかないとね。2017/07/11
Solveig_X
1
久々に再読。やっぱり面白い。数ページ読んだだけでグイグイ引き込まれる展開の数々。肝心な場面で人が「車に撥ねられ」てしまうシーンが二度もあるのには笑いましたがw 舞台は禁酒法時代のNY。マイザーがかっこいい。笑いあり陰謀?ありアクションありラブコメもちょっぴり・・・錬金術や不老不死の酒というのも胡散臭さを醸し出しつつも物語の中で重要なキーワードになります。2016/03/02