内容説明
監督のユニークな指導で、のびのび野球に徹する大代台高校。一見、いい加減なようだけど、いつのまにか選手たちの自主性が育ち、力がグンとついてきた。さあ、目標はただひとつ、甲子園初出場だ！ 万年一回戦敗退の公立校が大躍進を遂げる道のりを描く、青春小説三部作の第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tario
13
膂力をつける第二巻。ゴキゲン野球教室についに球児らしいトレーニングが追加されたかと思いきや主人公レブンに思わぬハプニングが起きたり、床屋のアイドル由樹ちゃんにまさかの！？的な展開で面白い。試合が意外とあっさりだけど妙に現実味があって、相変わらず食べ物描写が旨くて腹が減る。春は出会いと別れの季節なんだなあ2014/05/27
おくりゆう
10
一風変わったゴキゲン理論と気のいい仲間達と甲子園を目指す青春野球小説３部作の２部。方針の上方修正とともに選手たちが力をつけていき、どんなラストが待つのか楽しみになってきました。７月を待ちます。2014/06/01
Kaz
7
猛練習を自分たちで話し合って納得して猛練習に取り組む。そういえば、自分の高校の時も、冬はそんな感じだったかも。自主的に朝練もしていた。だんだんと記憶が蘇ってきた。2018/01/11
ツバサ
6
順調に成長していく部員達が羨ましく思う。青春の真っ最中なのかは自分だと気づけないよな。最後に監督との別れは…2019/07/25
takasan
5
弱小高校野球部が、一人の速球派エースを得て強く逞しく成長する物語。 ただそれだけではなく、型破りな指導者や個性的なナインなど、人間造形もばっちり。 絶対的エースにもアキレス腱があり、そうやすやすとはコマを進めない。 それにしても、熱い青春時代を凝縮し、読んでいるこちらも熱くなってくる。 さて、第2巻ではさらに強くなる姿が描かれる。床屋の娘との淡いロマンス？も出てくるか。 そして、ラストで衝撃が！ 続きが楽しみな作品。2015/05/04
