ビッグコミックス 幽麗塔（７）

著者名：乃木坂太郎【著】

小学館（2014/06発売）

• ISBN：9784091858931

内容説明

二人一組で幽霊塔の財宝を探す命がけのゲーム。
勝ったペアには財宝の半分が与えられる。
天野・山科ペアは、落ちてくる天井トラップをなんとかクリア。
一方、テツオと丸部は、死の絶壁トラップに苦戦し、絶体絶命。
しかしその状況下で、丸部はテツオを口説きはじめる。
テツオの運命は……！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

今度はテツオが覚悟を見せる番。その覚悟が哀しい。数々のトラップを切り抜けた二組だが、それぞれ己の秘めたるものを吐き出してゆく。沙都子さえ人間らしく、丸部も心奥深く隠していたものを。天野だけが、ここへ来て全てを受け入れる成長を見せてくれました。いや、もう彼には秘密がないのか！

2016/07/29

[たべもも]

★★★★☆。時計塔の宝探し中。ﾃﾂｵの養母殺しの真相が語られたり丸部がｲｲ奴に思えてきたり、心情の変化の多い巻。

2015/01/15

[しましまこ]

面白いなあ。頭の良すぎる変態丸部、どんどん好きになってくぞ！

2015/04/19

[うえはる]

うわぁーっまたしてもいいトコで！それにしても変態丸部さん、超変態からちょっとイイ変態へと認識が変わってきました。

2014/03/02

[にゃむこ＠読メ13年生]

丸部はタダの変態検事かと思ってたけど（いや、実際変態なんだけどｗ）意外と論理的に攻めてきた。言葉巧みにテツオの心に入り込むことにより、2年前の老婆殺害事件の真相が明らかに。表紙は沙都子嬢かと思ってたけど、男装前のテツオだったのね。一方、一番まともな沙都子がここ（塔内）ではマイノリティ、という山科の言葉にもハッとさせられた。登場人物それぞれの葛藤と打算が如実に現れた巻だった。

2014/09/23