角川スニーカー文庫<br> 俺の教室にハルヒはいない2 〈2〉

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角川スニーカー文庫
俺の教室にハルヒはいない2 〈2〉

  • ISBN:9784041011690
  • NDC分類:913.6

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内容説明

教室の一番後の席を『涼宮ハルヒ』の席と考えてるのは俺達くらいと思っていた。が、生徒会長の神楽坂先輩は独自に席の主を調べていたらしく俺に話しかけてくる。「なるほど君は知ってるようだ。あのハルヒの正体を」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

68
幼馴染のカスガが声優オーディションに参加する事になるが、友達であり人気声優であるマナミもそれに参加している事を知るユウ。更に生徒会長から「涼宮ハルヒ」であるマナミとの仲について詰問されてしまい……。人気や原作を出版している出版社側の希望、制作側の都合等で合格が左右される事もある声優オーディションの現実が中々ハードでした。仕事の都合で学校に来る事が出来ず進級も危ういマナミを心配するユウでしたが、「ユウと会えたから学校に行った意味はあった」と告げたマナミの言葉が凄く良かったです。演技の世界は厳しいなあと痛感。2017/03/22

よっち

46
「涼宮ハルヒ」に強い興味を持つ、生徒会長・神楽坂先輩と友達になったり、インパクトのある出会い方をした店員が、実はカスガの先輩だったり。繋がりが確実に増えていく中で、カスガとマナミが共に受けたオーディションの結果発表は、ひとつの転機になりました。自分が必要とされるなら、みんなの力になろうとすることがどういうことか。それを痛感させられたユウは、自分で正解を見つけ出したカスガとは、何とか関係修復できそうですが、自分の仕事に真摯であるがゆえに衝突してしまったマナミと今後どうなるか。ちょっと気になる終わり方でした。2013/12/28

まりも

32
「涼宮ハルヒの憂鬱」が好きな生徒会長に声優でTUTAYAのバイトもしているカスガの先輩と知り合っているがメインはカスガ、マナミ、ユウの三角関係でしたね。いい感じに重たくなってきたけどこの痛さを伴うものが青春なんですよね。普通に平凡な日常のように見えて声優の現実が突き刺さる今回。カスガのことであれだけ取り乱しマナミと衝突してしまった所で終了してしまったけど次回の海でこの三角関係はさらにドロドロするのだろうか。誰かのコピーのままではいけないことに気づいたカスガの成長が良かったです。2014/01/01

た〜

29
やっぱり微妙。前巻で「次は盛り上がる展開になりそうかな」と思ったら、「実は盛り上がるのは次なんです」と言われた感じ。それと”涼宮ハルヒ”を進級させる画策は、あまりにも現実味がなさすぎてかなり萎えた2016/08/19

アウル

25
案の定泥沼化になりそうでしたが一応は回避したのかな?後半の話が重い、どちらの言いたい事も分かるので何とも言えない。マナミと衝突してしまったユウは海で関係修復出来るのかな?カスガが他人の真似だけでは駄目だとわかり成長するシーンが良かった。2014/01/01

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