内容説明
陸奥国白河藩でただ一軒続く忍者の家の「養子」藤森次郎(ふじもりじろう)。服部半蔵(はっとりはんぞう)に呼ばれ、17歳の春に江戸へ赴(おもむ)くこととなった。市中の賑やかな光景に感嘆し、上屋敷での不慣れな生活に辟易(へきえき)する次郎。平穏もつかの間、御庭番として仕える田安の若君より老中・田沼意次暗殺の命が下る! その企みを知った田沼は伊賀忍者たちを集め……。田舎忍者の成長を描く痛快シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
11
2作目。すごい忍術や技能は出てこないし、主人公は適当だけど、周りの勘違いでなんかすごい忍者になっているところが面白い。楽しく読めました。続きあるのかな?2014/07/09
高橋 (犬塚)裕道
9
星1。面白くもなかった第1巻が殆ど前触れで終わってしまったのでもその後の展開を期待して読んでみた。恐ろしく詰まらない!時間の無駄!痛快シリーズ第二弾と裏表紙にあるが(編集者の)痛恨シリーズの間違いではないのか?!よくこんな詰まらない本を出版したなあ。読む価値無し!時間の無駄!2019/07/11
カバン
9
周囲の勝手な思い込みで、凄腕忍者にされている次郎。幡さんのお馴染みのパターンですが、とても面白いです。田沼意次以外はどこかぬけている人が多いので、ちょっと可愛いかったりもします。敵なのに憎めません。2015/02/05
mikipon
9
シリーズ2作目。舞台が江戸に移って、テンポが上がってきた感じ。勘違いに思い込みを重ねて、スゴイ忍者が作られていくのは、他のシリーズと同じだけど、やっぱり面白い。次郎本人も、勘違いの連続だけど、実は凄腕なのでは?と思わせる一幕もあり、これからどうなるか楽しみ。2014/11/02
ウォーカージョン
6
勘違いが勘違いを呼び、事が大きくなって行く。ドタバタ時代劇。キャラがしっかりしていて面白い。もうちょい盛り上がるといいのに。2019/02/18