内容説明
一九三七(昭和一二)年。鏡龍之介は、帝国海軍の搭乗員として新設の第一三航空隊に配属された。ついに最前線で戦うのだ。攻略目標の南京は、シェンノート大佐ら凄腕の外人航空部隊の存在に加え、ドイツの軍事援助によって要塞化されている。攻撃前夜、龍之介に託された極秘任務とは? 大人気シリーズ「スクランブル」の女性パイロット鏡黒羽(かがみくろは)の祖父の若き日を描く航空冒険活劇、第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koba
83
★★★★☆2015/02/28
ユザキ部長
53
ナショナリズム、国民、国家がない。戸籍もないから徴兵は単なる人さらい。国民党は面子のみ重んじて意にそぐわなければ粛清。その流れってずっと続いている気がする。しっかしスクランブルシリーズで漆沢美砂生は鏡黒羽に出番もっていかれた感があったけどお互い祖先通しでも敵わないとは(笑)2014/11/09
マムみかん(*感想は風まかせ*)
26
サクサク読めて面白かった! リアルな時代背景を考えれば面白いどころではないのですが、パラレルワールドかSF アクションと割りきってしまえばなんでもアリですね。 実在の人物も、別人別人…(笑)。 蒋介石なんて、どこの悪の組織の親玉かという書かれようですし。 女性キャラも、アニメっぽい。 続きが気になる~~☆2015/06/02
るっぴ
16
ゼロの血統シリーズ第2弾。終わり方が、すっきりしない。3巻が気になる。2015/08/15
igaiga
11
漆沢のじーちゃんも出てきた∑( ̄□ ̄ノ)ノ ・・というか、出てくるとは思ったけど(笑)テンポがいいので読みやすいですが、「小説」のテンポよい進みの影で、同じ写真1つで悪意ある記事なんて簡単に書けるんだなーと読んでて悲しくなりました。2015/03/11