内容説明
江戸城の松の廊下で、浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけた事件。その背景には、何があったのか……国民的作家が、細部まで丁寧に描いた、忠臣蔵の最高傑作がいまここに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もっさん
2
今まで歴史小説をほとんど読んでこなかったので、吉川英治くらいは読んでおいた方が良いかなと思い読んでみました。上巻なのでまだ討ち入りに至るまでの流れを確認する下拵えの段階ですね。2021/01/18
どらんかー
2
高田郡兵衛脱盟と萱野三平切腹。後半が二人の対比がありどちらも自分の道を進む。2017/01/28
km.
1
恥ずかしながら初めての忠臣蔵。 さすがに、浅野内匠頭・吉良上野介・大石内蔵助は分かるが、その他のキャラの名前が似てるやら読み難しいやらで、なかなか記憶されない。しかし、それぞれの立場から討ち入り前の思惑が描かれて面白いぞ。次巻へ2022/07/06
のいー
1
2 特に面白い箇所なし2021/12/14
keisuke
1
後半に向け血なまぐさくなりそうな雰囲気を醸し出し読了。個人主義の現代人には無い忠義の心が気持ちいい。浅野内匠頭側だけではなく、吉良上野介側の家臣の忠義、心も描かれていてとても面白い。2015/01/20