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内容説明
あらゆる書物を所蔵するという、幻の〈鞄図書館〉。貸出期間は一年。使い込まれた風合いの小さな姿のその中に、無限の世界を秘めた喋る鞄と、トレンチコートに身を包み、寡黙に仕事に打ち込む司書。そんな二人でつくる〈鞄図書館〉。二人の旅は、国も時間も越えて、出会った人たちと温かな交流を繰り広げる――。『金魚屋古書店』の芳崎せいむが全ての本好きに贈る、ハートウォーミング・コミック登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
137
幻の図書館(とその司書)のお話②この巻の舞台は主に日本。ゲーテ記念館とゲーテの小径とゲーテパーク。すごく気になる。ゲーテ難しそうと思ってたけど…実はファウスト絡みのお芝居は今までに2つも観てることをこれを読みながら思い出した。格言集的なのはそのうち読んでみたい。ドラキュラのお話や火星が出てくるお話も良かったなあ。ちょっと哀しいけどどこか温かい。2017/02/09
吉田あや
77
どんな本でも見つかる無限大の在庫を誇る図書館である不思議な鞄を持ち、街から街へと旅する司書さんは日本へ。日本にあるゲーテ記念館に行きたいと言い続けてきた鞄の夢がとうとう!司書さんたちの触れた日本は、団子坂の双子、池袋のしゃべるフクロウ、旧ぼけた薄暗い映画館と、幻惑渦巻く奇妙な体験尽くし。「D坂の殺人事件」「ドグラ・マグラ」と登場する本も仄暗く、日本の夏にぴったり♡時間と空間の狭間に生きる鞄図書館の前では、人間の物差しや概念が時に崩壊してしまう所が素敵。(⇒)2019/09/01
夜長月🌙新潮部
54
第2巻。鞄そのものが図書館というアイディアだけに頼らず実際の書物に基づくストーリーが多くなりました。D坂の殺人事件(江戸川乱歩)は読んだばかりでしたのでそのトリックのおもしろさがよく伝わりました。逆に最終話の「ある日どこかで」は読んでなくて残念。2017/11/12
ハイカラ
35
前巻よりファンタジーが濃くなった印象。人生を映す映画、吸血鬼、時間移動などを、実在非実在の本やゲーテと絡めて魅力的に描いていた。面白かった。2014/09/23
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
32
私が鞄図書館で本が借りられるとしたら、どの本を借りるんだろうと読後の余韻に浸りながら考える。でも、いくら良い言葉が載っていてもゲーテは読まないんだろうなぁと思ったりします2013/09/14
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