内容説明
死んだと思っていた最愛の父・源太と、思いがけず再会した下っ引きの喬太。だが父は将軍暗殺をたくらむ土御門一味から抜けたため、かつての仲間と町方の両方から追われていた。喬太を巻き込みたくない伝説の忍び・和五助翁はこちらにまかせておけと言うが、逞しくなった喬太は自分の意思で騒乱に飛び込んでゆく……。老爺の導きで半人前の少年が成長を遂げる、痛快捕物帳第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
53
シリーズ一気に読みました。飽きずに読めました。でも、あんまり人気なかったのかしら?時代ものでこんなに短いシリーズも珍しいですよね。私としてはこのくらいで楽しめた。喬太は十手をいただき、土御門はやっつけて、あっさりと大団円。和五郎や寛作、喬太のほのぼの?してるやり取りも楽しめて、なかなか楽しめました。おまけの極道大名は一話だけ読んだけど、ダメそうだ。このシリーズみたいなのがいいな。お買い得でした。2019/10/20
はらぺこ
39
シリーズ第4弾。 あっさり決着したような気がするけど、喬太が居なければ負けてた可能性もあるしギリギリやったんやろな。 このシリーズは実写化してほしいけど、自分の脳内では和五助は高品格やから無理やなぁ。2014/05/17
あかんべ
10
若者の成長が主の話は、八丁堀育ちのシリーズでも楽しめるが、発刊がこう間が空くと話が忘れがち。でももうひよことは言わせない。父との再会も果たしこの後も続く?2013/11/04
こおり
9
爺いとひよこ(4)完 最後はだいぶ駆け足で慌ただしかったけど、色々と気持ち良く片付いて良かったね。とにかく和五助&貫作爺さんコンビがかっこいい!戦国の世を生き抜いた世代と平和しか知らない世代という設定も良かった。せっかく楽しい素材だったのに、あの強引な終わらせかたは何か大人の事情でもあったのだろうか…2015/11/26
Re:胡乱(うろん)
6
シリーズ完結。 風野真知雄さんの連続物にしては短い。 時代小説の捕物帖では珍しい明暦の大火あとが舞台だし、もっと続くと思ってた。 このホッコリした雰囲気、好きだったのにな。2020/02/24
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