二見時代小説文庫<br> 公事宿裏始末 - 火車廻る

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二見時代小説文庫
公事宿裏始末 - 火車廻る

  • 著者名:氷月葵
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2013/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576131276
  • NDC分類:913.6

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内容説明

秋川藩勘定役の父から家督を継ぐ寸前、その父が無実の罪で切腹を命じられた。さらに己の身にも刺客が迫り、母の命も……。矢野数馬と名を変えた若き剣士は故郷を離れ、江戸に逃れた。数馬の目が「公事宿暁屋」の看板にとまった。庶民の訴証を扱う宿である。ふとしたことからこの宿に居つくことになった数馬は……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

103
公事宿 裏始末1作目 2013.09発行。字の大きさは…小。矢野数馬は、前藩主の子供であるが、正室による殺害を恐れて家臣に育てさせていたが、前藩主の子である事を嗅ぎ付けた正室の父・江戸家老望月主膳により養親が殺害され、1人で江戸へ逃れてくる。江戸へ出て泊まった所がたまたま公事宿・暁屋であった。数馬は、暁屋の仕事を手伝う。そして仇である主膳を知るため、藩の下屋敷に潜り込み、そこで主膳の娘・七重と親しくなる。公事宿の仕事を丹念に書いているのは読み応えが有ります。次回は、七重と数馬の恋の行き方がどうなるか…2019/12/17

ひ ろ

24
★★★★☆ この手のストーリーは好きなので、どんどんいっちゃちます。 ブレーキかけねば😅2022/12/17

ひさか

6
2013年9月二見時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ1作目。あれやこれやとサービス満点なスタートで、次巻が楽しみ。2017/07/13

藤よい

3
読メさんの感想を見て気になっていた本でした。数馬の今後や藩の行く末も気になりますが、裏始末をする公事宿の人も謎があり次巻が楽しみです。2019/06/16

へたれのけい

3
書名は「公事宿」よりも「裏始末」に注目しないといけなかったんだ。2019/03/27

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