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内容説明
新学期を前に、父親とふたりで海辺の小さな街に引っ越してきた時子。波の音を聞きながら、彼女の脳裏には海で人魚に助けられた、おぼろげな記憶が甦っていた……。 【同時収録】番外編「鳴海君の1日」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ササミ
15
事情があって母の実家に身を寄せる事になった時子と父。誰もが知り合いという小さな町で、友達や大人と触れ合いながら時子の気持ちもほどけてゆく。人魚が住むという神話のある海を軸に物語は進む。今後の展開が楽しみ。素朴な絵が逆に印象深い。青い海、波の音、潮の臭いを感じるような作品。2014/04/25
ぐっち
15
前回の「シリウスと繭」に続いて、羊仔さん新刊。海辺に転校してきた女の子、人魚の記憶、夏祭り。不思議で静かな世界だけど、トキちゃんの気持ち、わかる気がする。続きも楽しみです。2013/08/31
しましまこ
12
海辺の小さな町に引越してきたお父さんと小学生の女の子。女の子は昔助けてくれた人魚を探してて...まさかの小学生!2016/10/22
とも*
11
小さな海辺の街に引っ越して来た6年生の時子の話で、幼い頃溺れかけて人魚に助けられた記憶があるとか不思議な感じがいいけれど、母親が出て行ったとか1学年1クラスしかない子供達の関係がちょっとほの暗い雰囲気もあったりしてこの先どんな話になるのか気になる。 人魚はホントに居るのかな…2014/03/21
蝶寿
9
読友さんの感想で購入。しみじみこのかたの描かれるお洋服が好き。海の近くに住んでいたので、テトラポットが懐かしい。2014/05/03