ハーレクイン 届かぬ愛に傷ついて ウルフたちの肖像 Ｉ

著者名：サラ・モーガン【著者名】/山科みずき【翻訳者名】

ハーレクイン（2013/07発売）

• ISBN：9784596128782

内容説明

ナサニエル・ウルフはある日、仕事場に現れた人物を見てパニックに陥った。なぜだ、20年も経った今になって――その男は、複雑な血筋で構成された名家ウルフ家の過去を知る人物。彼は通りがかりの仕事仲間ケイティの腕をつかみ、乱暴に言った。「僕をここから連れ出してくれ、早く」憧れのナサニエルからかくまってほしいと頼まれ、ケイティは戸惑いながらも彼を自分のアパートメントへ案内した。ふだん自信家で冷静な彼の瞳に、見たこともない絶望がある。すると翌日、ナサニエルはさらに突拍子もないことを言い出した。「パスポートを用意してくれ。ブラジル沖の島に一緒に行くんだ」■亡きウィリアム・ウルフと数人の女性との間に生まれた8人の兄妹たち。過去に秘密を抱える彼らが家族の絆を取り戻し、最愛の相手とめぐり合う作家競作8部作〈ウルフたちの肖像〉がついにスタート！　HQロマンスの中心的存在S・モーガンがトップを飾ります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

シリーズ物だけど、後半から読み出したので、兄弟の過去をほとんど知っていたため、暗い事件は斜め読みになったけど、この作品が一番良かったと思う。ただ、ヒロインの懐事情が途中からほったらかしで、あれほど気にかけていた借金はどうしたのか、後になってあれ？って感じでした。最後の最後でヒーローがともて純真で一途にい描かれていて、キュンとした。

2014/11/14