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内容説明
ついにロックのクローンを製造するに至ったマスター・ユウジ。文字通り銀河を支配できる力を手に入れ、「ホリーサークル」という言葉にこめたユウジの野望が明らかに……! 銀河連邦がユウジへの全面降伏を決断しようという時、ロックと電子使い達は、今度こそユウジを消滅させる為、再びネット空間へ! 衝撃の完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんちゃん@令和ヽ(*゚∀゚*)ノ
9
ホーリーサークル完結編。表紙といい、作中といいロックのクローンの画がこわい。意思を持たない量産型ロック←本物のロック相手では最強最悪の兵器ではないらしい。 最後のロックの言葉「時間だけはあるから」うーん、不老不死ってなんか悲しい。いつも思うのだけど彼に安息の日はくるのかなぁ(ってそれが来る日は連載が終わるときなのか?) 2013/07/29
ぐうぐう
6
デジタルで無数のユウジが複製されるという設定から、ユウジが量産型のロックを兵器として投入する展開は、やや読める。また、複製であるゆえの弱さが露呈されていくことも。ただ、コピーからコピーへの継承による危うさ、つまりは自己存在の不確定さを招いていく中での、ロックの最後の言葉は、とてもとても重い。それは、何千年の時間を生きてきた、本物の不死なる存在だからこその言葉なのだ。2013/09/08
混沌工房
4
前巻までのあらすじを忘れてて、結局、一巻から読み返し。最初は小物っぽい敵だったのに、意外とロックを苦しめたね。不老不死で全知全能だからって、すべての生物の生殺与奪を握る権利はない。ユウジの後始末は大変だけど、まあロックには「時間だけはあるから」2013/08/11
tak
3
なるほど、最強の敵はそうだった。無限の時間が有っても、無限の敵との闘いでも、闘うしか無いんだね。2013/07/24
コリエル
2
ロック同士、ユウジ同士と同士討ちが今回のモチーフのひとつか。ロックの「時間だけはあるから」って台詞はやっぱり彼が言うとキマる。2013/08/10