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内容説明
不登校学生や問題児を強制的に学校に通わせるための制度・徴学令が施行された近未来の日本。とびっきりの曲者たちが集められた全寮制の五色台学園に、ある日エリート校から転校してきた平賀信号(ひらが・しんご)は、入学早々、学内戦争に巻き込まれる。一筋縄ではいかないクラスメイトたちとのサバイバルが始まる! 「『死にたい』は『生きたい』だ」「君には青春の才能があるじゃないか」心に負った傷を友と分かつ、破天荒青春ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
5
◎ 食券争奪だけではなく、副賞にされてしまった女子2人の運命を賭けた闘いは過激さを増していく。登場人物がみんなトラウマを抱えていて、それそれのエピソードが重い。熱いけど、ちょっと恥ずかしいその姿は、読んでいてくすぐったい様な気がします。2013/08/15
teida
3
名言多数。あの人はひねくれすぎて前向きだ。2013/07/31
緑虫@漫画
3
日本橋ヨヲコ作品の中でも特に独自の美学が強く香る。青い。破壊や自傷や逸脱というモチーフを使って内面の純粋さを表現することに対する疑問のなさが青い。俺はこの作品をいつまでたってもうまく評価できないのだけども、この青さをずーっと遠くから眺められるくらいには年をとらないと正当な評価を下せなさそうだと思い至った。2013/07/27
ひかる
2
まさに青春といった感じ。一筋縄ではいかないようなキャラでも軸がしっかりしているのがいいです。2014/06/23
nadaha
2
ヨヲコ節ほんとすげぇと思う。「死にたい」は「行きたい」だ!っていう台詞とか、入学希望生に対して理詰めでボコボコにするシーンの「本音が見えないということは実体がないということだ」「個性的どころか誰も君を見てはいないってことさ」とかの台詞がガツンガツン心に響く。この作品には少年少女の非行が多く描かれているけど、みんな心でぶつかり合う人間ばかりだよなぁ。イマドキのガキたちはどちらかと言えばあの希望生みたいな無気力、冷めてる、周りをバカにしてるって感じの子が多そうだけど。ほんと面白いわ。2014/01/27