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内容説明
人間たちの日々の営みを神の視点から静かに見つめる、魔女と呼ばれる美貌の女性・マリー。願いを叶える代償である人の心を集めるマリー自身の願いとは? そしてマリーとハルニレの運命は? 読切連作形式で不定期に発表されてきた、天乃タカの「魔女マリー」シリーズ下巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フジ
13
これは幸せな結末ととっていいのかどうか、悩む終わり方だなぁ。願いは一緒にいたいというシンプルなものなのに、どれだけ遠回りして、真実にたどり着いたんだろう(´д`)2014/03/24
ぐっち
12
過去のマリーとハルニレの話、悲しい…。上下巻で世界がまとまった感があってよかったです。2013/05/25
どんぶり
10
マリーの人生が悲しすぎる。純粋な子どもの頃に願ったことが現実になり、何年も経った今でもその罪を背負い縛られている。ハルニレに似たアンガスは、マリーを想うあまり、身を削ってでも彼女を愛する。その姿、想いにマリーも傾きかけるが、魔女らしくあしらう姿がなんとも言えない。その時のマリーの表情の変化が素晴らしい。正直上巻だけではあまり心に響かなかったのですが、下巻を読んで一気に話に引き込まれました。愛のお話。最後は綺麗にまとまって読後感は爽やかです。2013/11/10
MamaxKoko
8
最後不覚にも泣いてしまった。魔女故に招いてしまった残酷な悲劇。でも、この下巻で物語がより一層深まった。あと、地虫がやたらリアルで…。彼も魔女に翻弄された可哀想な一人。2013/12/04
うさぎや
6
物語はなぜマリーが魔女になってしまったか、というところに至る。あまりにも残酷で、けれど微かな光が残った、そんな物語。2013/05/18