ファミ通文庫<br> 魔女の絶対道徳2

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ファミ通文庫
魔女の絶対道徳2

  • 著者名:森田季節【著者】/NOCO【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047287983

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内容説明

俺、水主頼斗(みぬしらいと)は天狗の輪月(わつき)や吸血鬼の知理(ちり)と協力し、奇怪な殺人事件を解決した。だが、平穏は長くは続かず、何者かの街への侵入で再び均衡は崩れようとしていた。厄神を名乗る少女、彼女を追う異形のストーカー、他地区の咒師(のろんじ)の介入、異変の要因となっているのは誰だ!? 街の平和のため、自身の命のため、咒師の俺は謎を解明しなければならない。しかし、明らかになる真実は残酷なもので--。正義の和製魔法使いと不純少女の青春怪奇ストーリー、第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水無月冬弥

13
森田季節先生(@moritakisets)の #ラノベ。これだけ蘊蓄が語られるラノベも珍しいなあ、個人的には好きなんだけど、一般的にはどうなんだろ? 物語的には綺麗におわったけど、いろいろとモヤモヤしたものが残る終わり方であった。主人公、あんまり活躍していないし。それにしても、これで完結って話がでているけど、え、本当なの? 2013/04/17

しぇん

11
キャラを濃くしてライトノベルの皮をかぶってるけど実質ライトノベルじゃないですね、この作品。歴史の取材や解釈を楽しんでやってる作者が想像できます。続くなら楽しみなんですけど、続くのかな?2013/05/06

KUWAGATA

11
これだけ抑制がきいていて、なおかつ読了まで一気に突き進んでしまうのは、それこそが森田季節さんの力量というヤツでしょう。題材は、1巻にも増してマニアックで、民俗学に対する相当の造詣がなければこの小説は書けないと思います。そんな、一見小難しくなりそうなテーマですが、卑語濫造マシーン輪月を始めとした魅力的なヒロインズと、静かに熱い主人公の活躍で、間口の広い、誰でも楽しめる物語になっています。文章・構成力ともにハイレベル。これで完結だからか、森田節全開で、俺得小説でした。もっと続いて欲しかった。それだけが残念!2013/04/04

コリ

10
まさか続きが読めるとは!相変わらず輪月の下ネタは酷いし牡丹はいきなり首もいじゃうし(笑)猥談に免疫が無い知理が可愛かった。そしてこれで終わりなのが本当に勿体ないなぁ。結構気に入ってたのでもっと読みたかった。2013/04/06

ころん

9
「むしの知らせ」を感じ頼斗が山へ向かうと、疫病神の少女と火明一族の咒師・卜哉が戦っていた。他の咒師のテリトリーを侵すことは協定違反だと説得するが2人は戦いを止めず、卜哉は牡丹に殺されてしまう。人間と異形の境界線に立つ頼斗が、どちらかを選ぶ時。急展開ではあるけど、意外としっくりくる終わり方。最後の挿絵や妹と輪月の会話が素晴らしすぎるので続きが読んでみたい気もするけど。相変わらず蘊蓄多いし結構エグいことも言ってるけど、常に下ネタを忘れない輪月をはじめとする各キャラの個性で良い感じに隠れているのが良い。2013/04/02

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