内容説明
古河藩主・土井大炊頭が江戸城に向かう途中、何者かに襲われた。幸い大事には至らなかったが、御三卿のいずれかが襲撃に絡んでいたとの噂が流れる。曲者の探索は困難を極めるなか、ついに幕閣より小室春斎に特命が下る。“秘密裏に内情を探り、始末せよ”――巨大な権力に凄腕八州廻り・春斎はどう立ち向かうのか。痛快時代小説第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
30
八州廻り浪人奉行シリーズ4巻及び真・八州廻り浪人奉行シリーズ4巻を飛び越して5巻を読んでしまった。八州廻りを扱った時代小説て読んだ記憶が無いの面白そう、ただし今回は江戸での事件解決だったので?主人公春斎さんとお龍さんそれに寅吉さんとの関係がよくわからなかった(-_-;)面白そうなので早急に全巻読まないと。2013/11/28
めにい
2
やっと相棒ができたかと思ったら、これもあまり活躍せず。。主人公がかなり完璧な人物像なので、物語にドラマが生まれにくいのかもしれない。2013/12/22
あかんべ
2
ちょっとまちがえると、土居大炊頭は、何のことか分からぬまま殺されていたかもしれない。主を討つということに、昔の武士なら大いに抵抗があるはず。直情すぎる2013/05/27
ひさか
0
5巻め。八州廻りと言えども宮仕えですから、いろんな事件の扱いを指示されるのでしょうが、今回の春斎さんの扱う事件とその活躍は、あまり興味を覚えませんでした。次回に期待します。2013/05/07