内容説明
死をも恐れずに怪談を追い続ける男が、忌まわしき怪談実話を厳選執筆。
怪談マニアをうならせた『無惨百物語―ゆるさない』に連なる、ひたすらに“怖さ”を追求した百物語、第二弾。
体験者から著者へ、そして著者から読者へ。
“怖の連鎖”はどこまでも続いてゆく。
この妥協なき恐怖から誰も逃れることはできない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
62
《購入》黒木さんのお話はテンポが良くて読みやすいうえに怖いのであっとゆう間に読めます。2015/09/07
HANA
42
実話怪談集。最初は他の本と似通ったような話が多く、この著者にしては凡作かと思っていたが。後半東北を舞台にした話になると、俄然輝きだした。中途にある「巫女」に関する話等現代にある土俗っぽくていいが、それよりも震災前の東北を物語る最後の数話、オシラサマや葬儀の虫の話も現在の話らしくじわじわと来る。そして最後の「やくめ」二編。いい話のようで最後の最後でそれを引っくり返すこの手腕。これからも作者には、東北の現在の話の語り部として頑張って欲しいものである。2013/02/27
じゅんぢ
38
怪談本に興味があるけど、数ある怪談本の中からどれ読んでいいのかわからない、と悩んでいるそこのあなた。そんなあなたにおすすめの一冊がこの本です。2018/10/09
ネムコ
29
上級なお酒のように、するすると読めてしまう黒木さんの怪奇譚。そりゃもう後味の悪い、自分に降りかかったら耐えられないような話。自業自得の話。実話怪談の数を考えれば、誰かが理論的な調査を始めても不思議ないと思うんだけどねー。2019/01/05
鬼灯の金魚草
29
山の話が多くて、やっぱり山は不思議なので敬意を持って入るべきなのだろうけど、いかないもん。あと、付いて来られるのはすっごく怖いよぉ。2017/09/03
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