幻冬舎時代小説文庫<br> 公事師 卍屋甲太夫三代目

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幻冬舎時代小説文庫
公事師 卍屋甲太夫三代目

  • 著者名:幡大介【著】
  • 価格 ¥677(本体¥616)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344419582

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内容説明

訴訟の代行をする公事師として名高い二代目卍屋甲太夫。その一人娘・お甲は、父を手伝い、女だてらに公事を取り仕切る切れ者だ。だが、女が後継になることは許されなかった。父が病床に伏した時、婿をとりたくないお甲は、架空の人物・卍屋甲太夫三代目をでっち上げ、家業を継ごうとするが――。波瀾万丈にして痛快! 待望の傑作新シリーズ登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

深青

11
気になったので手を出してみました。お甲さんがかっこいい...!!この先も楽しみなシリーズです。2017/09/07

うさこ@タッタカタ

8
流し読み。甲に感情移入出来なくて、とにかく最後まで読もうと。最後だけ盛り上がりましたが、次はどうかな。2013/12/16

sken

8
これも多分シリーズ化されるんだと思いますので、これがお披露目って感じなんだとは思います。訴訟事の弁護士兼調査員兼ホテルの卍屋の一人娘が病に倒れた親に代わって活躍するという話なんですが、正直なところ、娘と恋仲の侍や手代、ライバルとなる公事宿の主人とその配下等、今ひとつキャラクターが伝わってこなかったっす。最初から登場しているいかさま師がなんとな〜く鍵を握っている感は漂っていたのですが、ちょっと魅力に欠けるような気も現段階ではしております。時代劇版のレミントン・スティールみたいな感じになるっすかねぇ?2013/03/25

いぼいのしし

6
うーんどうだろう。いまいちかな。次巻に期待。2018/02/14

文句有蔵

5
なかなかよかった。本作はこれから開幕する本編の序章というところか。お甲が色恋至上主義なところがあまりにも頼りなく、また公事制度設立以来の老舗公事宿の一人娘という生まれ育ちにありながら、如何なる事情で花の操をポイと投げ捨て、役人の情婦に成り下がったのかが不審でならないが、それはこれから解明されていくのだろうか。しかし官側の男と懇ろになっている時点で、お甲のする事為す事全て「女の浅知恵」に堕しているのが残念☆一方これほど華やかな幕開けで、続くのか、このテンション(^-^;)……杞憂でありますように(-人ー)2015/07/02

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