アラビア猫のゴルム（２）

著者名：ヤマザキマリ【著】

講談社（2014/04発売）

• ISBN：9784063377545

内容説明

中東シリアのダマスカスに暮らす漫画家ヤマザキマリ。そんなヤマザキさんちの一員になったノラ子猫のゴルムは、なつかしい外の空気に誘われて思わず家出してみたけれど……！？　「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリが愛猫ゴルムの目を通して描いた、猫愛に満ちあふれたショートコミック！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

溺愛されている超動じないアラビア猫、ゴルムくん（ひどくない？名前の由来…）。2巻の最期でイタリアにお引越しです。うちの猫はアメリカへの移動中一睡もできなかった。寿命が縮んだらどうしよう…と思っていましたが、無事に20歳まで生きたんだよな…。ていうか、3巻は？ないのかなあ？

2021/05/21

[吉田あや]

ネコとして生きるということ、人間とネコが生活を同じくするということ、種族を超えて家族になるということ。人間はつい自分の価値観、培ってきた常識、自分の都合や想いを愛情とエゴをはき違えて動物たちにも注いだり、押し付けたり。そんな枠をとっぱらって、自由にのびやかに自然に触れ合っていくヤマザキさん一家の愛のカタチが愛おしい2巻。イタリア編も楽しみ!

2013/11/25

[あさみ]

ゴルムちゃんのお出かけ(家出？)から、イタリアお引っ越しまで。家出中のことはゴルムちゃんの目線で描いているけれど、マリさんの妄想なのでしょう。孤高で気まぐれ。でも寂しがり屋なのが猫というマリさんの猫観が垣間見れました。しかし、マリの自己評価は粗忽者なのね。分かるけど(笑)

2021/03/21

[アイアイ]

ネコの視点で、人間を理解しようとして愛してくれるストーリーでした。イタリアに越せて、野良から海を渡れたゴルムが幸せになれてよかった。

2013/05/27

[びびとも@にゃんコミュVer2]

ゴルムももちろん可愛いけど、マリさん（？）家族のドタバタした日常が楽しい。

2012/08/18