GA文庫<br> 双子と幼なじみの四人殺し3

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GA文庫
双子と幼なじみの四人殺し3

  • ISBN:9784797369274

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内容説明

その村では十二年おきに人が死んでいた。そして今年が十二年目――。夏休み、双子の一縷と朽縷と一緒に、迷悟は旅行で海に来ていた。しかし、そこで迷悟は、双子には秘密で、久保園秤と名乗っていた少女、菱川一途とともに、両親が過去に関わった事件を調べる約束をしていた。そんな中、三人のいる旅館で、首と腕が切り取られた死体が発見される。「め、迷悟……?」 死体の前には血にまみれた迷悟の姿が。犯人の疑いがかかる中、真犯人を見つけるため、奔走する迷悟。そして過去の事件との関係とは!? 「この話は“最悪”の話なの」 森田陽一×saitomが贈る、学園ノワール第3弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

8
夏休み、迷悟と双子は迷悟の叔母である放歌が経営する民宿へ。旅行という名目だが迷悟には一途と合流し両親の秘密を探るという目的もあった。その民宿がある地域は24年前には一家心中が、12年前には飛び降り自殺が起こっており、12年ごとに人の死が纏わる場所だった。そして放歌に脅迫してるのが疑われる男に話を聞きに行こうとしたらその男は殺害されていて、迷悟が第一容疑者にされてしまう…。双子や民宿にいた三川の疑いの目を避けながら両親の秘密に辿り着けるのか?事件に巻き込まれ追われながらも真相に迫るパターン。スリル感や→2013/07/15

さばかん

7
人物相関がややこしい。これは完全にキャラクター小説で、物語にあるミステリー要素なんてちょっとしたおまけというかただ変化の契機でしかないのだけれど、その点でいえばよくできた小説だとは思う。本当ややこしいけど。相関図みたいなのがあるといいのだけれど。でもこういう複雑で煩雑な人間関係がどうのこうのなっていく物語は好きだから個人的には良いのだけど。おねーちゃんがこれからどう関わっていくのかとか、双子の間にも決定的な壁があったみたいだし、それが浮き彫りにされて、これからどうなっていくのかとか、実に興味深い。2012/08/17

_mogura19

5
驚いたのは、一途ってもてあそばれる側のキャラなのか!(あとウタちゃんちょっとまてやwwwへたれかwww)主人公の価値観と姉妹の価値観の相違がなんとなく浮彫、かつ、家族関係の謎がいくつも判明したりしてとても重要なターニングポイントになった巻だとおもわれます。今回は、学校関係者が沢山ついてきてしまってるけど、表ルート(?)にいる某友人は出番メールだけです。次が気になる。2012/08/18

サエズリ割津

4
面白くはないと思う。登場人物が全員醜悪な性格であるせいか読後感に爽やかさの欠片もない。特に迷悟のおばにはかなり頭にきたが、この世界観では通常の思考なのかと思ったりもする。相も変わらずsaitom先生の絵は最高である。特に表紙のビキニラインとかね。2014/10/14

4n6o

2
なるべくしてなった、頭のネジが吹っ飛んだとは逆に、むしろ奥底までネジが捻れ入った家系だな。2013/06/23

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