GA文庫<br> 双子と幼なじみの四人殺し2

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GA文庫
双子と幼なじみの四人殺し2

  • ISBN:9784797368932

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内容説明

ある日、胡桃沢美貴は生徒会室で四つの首吊り死体を作っている犯人に出会う。「ワタシね、十二人殺そうと思っているの」 一方、三川ミミは双子たちの事件で自殺した刑事の娘に出会う。「あなた――復讐とかしてみたくない? あなたの仇がこの学校にいるのは……知っているわよね?」「じゃあ殺しましょう。菱川迷悟と新山一縷と新山朽縷を殺しましょう」 行方不明になる胡桃沢、再び起きる連続殺人事件、迷悟と双子の前に現れる奇妙な人間たち……。否応なく巻き込まれる三人の運命は……!? 森田陽一×saitomが贈る、学園ノワール第2弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

14
胡桃沢美貴はある日、生徒会室に行くと四人の死体,そしてその殺人者と遭遇し、殺人者の気まぐれで拉致監禁される事に。一方、三川は迷悟と双子の両親の事件を調べて自殺した刑事の娘に近づく。その娘・久保園秤は迷悟,一縷,朽縷への復讐を始める。胡桃沢の失踪,再び起こる学校での連続殺人と迷悟と双子に悪の手が迫り来る…。迷悟の姉、菱川一途が登場し三川さえ翻弄する今回。もう何が悪で何が良いやらwエゴイズムの闘争になり始めたなぁwそうなると西尾維新のような文章構成力やキャラ設定が直に問われるから成功すると当たるけど、→2013/07/15

さばかん

8
結局”彼女”は何がしたかったのか、主人公は勝手に納得してたけど、う~ん……伝わらない……。三川先生が納得いってないってのも、どこからどこまでがそうなのかそうでないのか彼女はどこまで分かっていたのか。色々と腑に落ちない点が多すぎる気がする。これから解かれていく謎たちということでいいのだろうか。 全体を通して特に心揺さぶれることが無かったのが残念だったかな。2012/04/28

不知火ぬい

6
途中までの複雑な内容全部ぶっとばして最後のお姉ちゃん登場しか頭に残らないという姉フェチへの神仕様。最後に明かされた事によって今までの成り代わりの行動が全て愛しく思わされるなんてやってくれました。これからの姉展開に期待。2012/03/17

無銘

5
相変わらずの学園殺戮ストーリー。物語の最後の種明かしは多かれ少なかれ「あぁなるほど」と思うものだが、今回ラストの迷悟と犯人の対話は全くもって理解しがたい内容。彼女の中では理屈が通った行動なのだろうが、狂人の行動は理解できない、ということだけが実によく理解できる。迷悟と双子は前巻よりも大分おとなしいので一見普通の人間に見えるが、行動の端々に異常さが垣間見えるため全体的な印象は変わらない。しかしこのまま彼らの日常が続くと探偵漫画ばりに殺人事件の頻発する高校になりそうだ(笑)2012/07/18

_mogura19

5
通常版を購入。アニメイト特捜版は雰囲気があんま合わなかったかな? 内容は、胡桃沢さんが誘拐されてたり、同時並行で一縷に絡む事案が発生したり、過去のこと少し絡んでたり、ミミてんてーの周囲に人が増えたりってところで、何よりラストにわかることですがメイゴにも一大転機がくるわけで・・・! 大好物ですよ。ネタバレしようにも、事件自体が最後の数ページまでは復讐の方向に勘違いするような誘導というか、あれでしてうーんですが。私はこういうの好きなのかな? 次巻も期待。そしてピンナップは妄想です。2012/03/20

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