内容説明
妹のミカリンをはじめ、学園の問題児４人のために講師として日々奮闘するクダラ。そんな中、問題児クンクンが学園内に旧時代の遺跡を発見してしまった！？ 世紀の発見を祝して行われる表彰式。その時クンクンに近づく怪しい影が……？ 一方で確実に『魔王のちから』が目覚めつつあるクダラ。彼を狙い、ついに伝説の十人のひとり『人魚姫』ワルプルキスが牙をむいた！！ 瀕死のクダラを救出するため、ミカリンたちは『人魚姫』の居城――海底要塞『奇岩城』へと飛びこむことに！ 果たしてクダラは？ そしてワルプルキスの真の目的とは？ 波乱の学園ファンタジー第２弾！！ 「私たちは最強の『仲間』！ です」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
12
生命を持つものに対し絶対的命令権を持つ｢魔王のちから｣を受け継いだ魔王の子孫クダラが妹であり勇者の血を引くミカリンなどの問題児の臨時教師になり教育していく物語、第2弾。続巻を暫く放置してたなと思い出して読了。1巻読了から1年と2ヶ月も開いてたので正直1巻を読み返さなきゃ無理かと思うも結構覚えてるもんだねw今回は気高き王獣族の最後の生き残り,クンクンが知的好奇心から掘り出したかつて魔族が住んでたとされる遺跡での話と魔王のちからを受け継いだクダラを危険視して｢伝説の十人｣の1人,『人魚姫』のワルプルキスが→2014/01/20
KUWAGATA
8
ささみさんでも思ったのですが、日日日さんの、弱くてちっぽけな存在が見せる精一杯の勇気の描写というのは、すごく胸がすきますね。それも確かな作家としての実力に裏付けされているからだと思いますが、だからこそ読後感がこれほどまでに心地いいのだと思います。もはやタイトルが何を表しているのかさっぱり分からない2巻でしたが(あとがきにもある通り、妹はもはや反抗期でもなんでもない(笑))、すごく楽しめました。エロコメ風味のファンタジー、エロス万歳！ ちょっと気になる引きで終わってしまったので、続きが早く読みたいです。2013/01/26
シュエパイ
7
伝説の十人たちの、大人気ないはしゃぎぶりについて。やぁ、名探偵もたいがいだけど、人魚姫がよっぽど悪辣というか、旧神の上位クラスなんじゃないですか・・・！ディープオールドワンってｗそして、次巻に向けて、死んだ一人と、君臨する一人と、あやふやなその他の幾人か、かぁ。あぁ、話が大きくなってきたなぁ、でも学園ダンジョンでプチプチやってるほうがすきなんだけど、そっちは出ないのかなぁ・・・。2012/08/30
かすてら
5
今は大人に助けてもらっても、これから成長するんでしょう、ささみさん的に。そこら辺のストーリーは、心配していないが、クダラ先生が活躍しなかったのがちょっと残念でしたね。2012/08/29
ユウ@八戸
5
やっぱりタイトルで損してるよなぁ。今回はクダラせんせえが囚われ的な意味でヒロインのため、教え子たちの頑張りが見れます。何気にテツローが好き。しかしあのラストの展開はどこかこう、ささみさんにかぶるものがあるよね2012/08/14
