内容説明
池田名誉会長が教学部の俊英と縦横に語らいながら、日蓮大聖人の仏法の奥底に迫りつつ、法華経の全体像、二十八品それぞれの意義、経文が示している元意など、“人類の教典”の真髄を明かす労作業が重ねられている。幸福を指し示す希望の光――法華経。大乗仏教の魂である法華経の哲理を人間・教育・社会に即してダイナミックに展開。下巻には分別功徳品(第17章)以降の12品についての内容などを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
14
下巻は「分別功徳品」から「普賢菩薩勧発品」まで+終論。 珠玉のリーダー論が随所に鏤められており「自分が疲れない指導者なんて、インチキです。世の中の不幸は、自分が疲れないように手をぬいて、要領よく振舞っている指導者が多すぎることだ。結局保身であり、遊びです」「永遠に『民衆の一人として』『民衆とともに』『民衆のために』生きるのです。その心を忘れて、将来、もしか自分は特別に皆より偉いと思うような指導者が出たら、皆で追放していきなさい」とのご指導など、ひたぶるに祈りながら繰り返し読んで心肝に染め抜いていきたい。2023/10/06
ヤドンの井戸
4
雑念の扱い方や、祈りが叶わないことへの考え方など、祈り方についての言葉が心に残った。また、時に阿修羅のごとく戦わせてくださいと祈り、或時は地獄界の衆生も味方とさせたまえと祈る姿勢についてもとても新鮮だった。何かに縋るような、個人を弱くするような祈りではなく、圧倒的な主体性に立脚した祈りの姿勢こそ、創価学会の強さの源であると感じた。2022/01/31
Norimasa Saito
2
「法華経の智慧」完結。釈尊、天台、日蓮にわたる仏法三千年の系譜を貫く法華経を、池田大作が現代に生き生きと蘇らせていく。日蓮が死ぬま間際まで法を説き、弟子の育成に心血を注いだ生き様を通して、仏とは人間そのもの、戦い続ける人が仏と断言する。宗教とはどこまでも道理、常識を説き尽くし、人の自立と自由を勝ち取るためにあることを改めて考えさせてくれる。現代における宗教、思想の迷走を打ち砕く最良の一書。2015/11/30
おはぎ
1
p555必ず人類は、自分が大宇宙と一体であるという心理に目覚めていきます。2025/05/07
こうきち
0
やっとこ読了。いくつかマーカーを引いたので、また読もう2018/04/12
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