法華経の智慧 〈中〉 - 二十一世紀の宗教を語る

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法華経の智慧 〈中〉 - 二十一世紀の宗教を語る

  • 著者名:池田大作
  • 価格 ¥1,122(本体¥1,020)
  • 聖教新聞社(2012/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784412014886
  • NDC分類:183.3

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内容説明

池田名誉会長が教学部の俊英と縦横に語らいながら、日蓮大聖人の仏法の奥底に迫りつつ、法華経の全体像、二十八品それぞれの意義、経文が示している元意など、“人類の教典”の真髄を明かす労作業が重ねられている。幸福を指し示す希望の光――法華経。大乗仏教の魂である法華経の哲理を人間・教育・社会に即してダイナミックに展開。中巻には久遠実成を明かした「如来寿量品」(第16章)を中心に、「提婆達多品」(第12章)など5品についての内容を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロビン

14
上巻読了からだいぶ間を開けて中巻を読了💦諸経の王である『法華経』の迹門「提婆達多品」~本門「如来寿量品」まで+十界論・十界互具の法理、永遠の生命とは、を創価学会教学部の3人と池田大作名誉会長が談話形式で解説されている。死んだらどうなるのか、仮説の域を出ることはないが、多くの死を看取ってこられたキューブラー・ロス博士の「どんな宗教、死生観を持っているかで死に際しての態度が全く違う」との言葉が刺さる。信心を心の軸に、多くの学会員の先輩方のように死に臨んでも悠然と周囲を励まして、実証を示して死にたいものだ。2023/10/02

ヤドンの井戸

4
第14章の安楽行品で、悪世末法における布教の方法について釈尊は、自分が最高の悟りを得た後に人を救う誓いを立てよと説いた。所謂「誓願安楽行」である。確かにこれも立派だが、翻って末法の現代において創価学会員は、自分自身が凡夫の姿のままで友人を救おうとしている。この事実に感動した。2022/02/03

こうきち

3
あるとき、戸田先生は言われた。「『臨終只今にあり』と言うが、この臨終は、どなたの臨終か分かるかね。仏様の臨終だよ。仏様がいらっしゃらなくなったとしたら、どんなに心細いだろう。どんなにか悲しいことだろう。仏様に今、お別れしなければならないのだと思って、信心することだよ」この言葉を漫然と聞いていた人は、戸田先生が亡くなったあと、先生が生きておられるうちに、ああすればよかった、もっと戦って喜んでいただきたかったと後悔したのです。(522p)2017/12/22

Norimasa Saito

2
生命尊厳、万人成仏、人間賛歌の至宝の哲学である法華経を高らかに謳い上げる。具体的な事例をあげながら、身に即した実践論から宇宙大にまで広がる法華経の世界を堪能させてくれる。あらゆる宗教、哲学、思想の根幹として誰もが学んで欲しい世界。人類3千年否永遠の時空を旅するスケールを実感する。お薦めです。2015/10/06

おはぎ

1
P492〜死後、何が続くのか?釈迦の答えは「業相続」。過去の行為の結果が現在であり、現在の行為のいかんで未来も決定する。業は生死を超えて受け継がれる。人間の生命(心・意識)はエネルギーと言い換えられ、この中に自分の業も含まれる。サイマティクスという波動形態学を例にその個々人が構築した自分自身の業のエネルギー(善悪)の作用によって、自分に適する(縁ある)環境(親・家庭・貧富等)に反応し、身体(身体的特徴・才能等)を顕在化し生まれてくる。前世の見た目とは違うが生命(心・意識)は同じ。生命は永遠と説く。2023/03/24

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