デラシネマ（６）

著者名：星野泰視【著】

講談社（2012/11発売）

• ISBN：9784063871203

内容説明

セリフ付きの役を掴み、度胸と機転で急場をしのいだ武晴（たけはる）は、ようやく手にしたチャンスに意気も揚がる。だが、そんな武晴に「今のままだと大部屋止まりだ」と俊一郎（しゅんいちろう）は言い放ち、2人は一触即発の事態に！　果たして俊一郎は森島（もりしま）組で何を見たのか？　そして、会心の演技が通用しない武晴は活路を見出せるのか？　そんな中、日映を大きく揺るがす事件が起こる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サテヒデオ@ダイナミックひとり]

道を究めんと一歩を踏み出す勇気、変わる勇気。自分をあるがままにさらけ出して、引き寄せる魅力。映画人としてそれぞれの生き方を見据える若者たち。まだまだ精進のさなかにあって、撮影所に吹く風が二人を翻弄する。副所長は彼らにとって追い風となるか向かい風となるか、果たして？

2012/08/17

[塩サバ]

目指す到着点は同じでも歩むべき道に誤差が生じる2人。光と闇の対比がイイ。美女副所長の登場で日本映画界に革新が起こるのか！？

2012/07/03

[鈴月]

会社の本棚より。

2016/12/13

[akagi_paon]

★★★

2013/03/06

[konocourse]

おまけマンガは町山智浩さん。

2012/08/11