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内容説明
日映のフォース助監督・風間俊一郎は、はじめての映画の打ち上げでの因縁から、師岡(もろおか)監督初作品の助監督に就くことになったが、それは穴埋めの三流企画だった。一方、大部屋俳優の宮藤武晴は、日映のスター、御大・市岡歌蔵(いちおかうたぞう)の主演作で、段取りを無視したために干されていたが、殺陣の名手、奥村(おくむら)との稽古で復活のきっかけをつかむ。──昭和28年の日本映画界を舞台に、デラシネ(根無し草)2人はテッペンを目指して駆け出した!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mino
1
自蔵書。御大にも師岡にも現場の人間それぞれに映画人生がある。師岡組のクダリは、情熱がなきゃやってられないよなー、みんな映画が好きなんだ!というワクワク感があってよかった。カチンコに感慨。2011/08/30
サテヒデオ@ダイナミックひとり
1
個性もバラバラな大の大人がひとつのことを成し遂げるために団結する。物凄い熱量が作品として昇華する様がいい。自分がその現場に立ちあっているかのように熱くなる。祭りの非日常性があるとでも云おうか。福本清三氏の『どこかで誰かが見ていてくれる』ではないが、プロフェッショナルの仕事はプロフェッショナルがちゃんと評価してくれるということ。人事を尽くしてこそ、その姿に意気を感じるというものだ。新人監督・師岡大善の仕事ぶりは、一癖も二癖もある映画人を衝き動かすほどに本物である。2011/07/26
くーぱー
1
活動屋魂が主人公の2人だけでなく、鮫さんや諸岡監督といった周りのキャラクターからも伝わってくるのがいい。まさに古き良き時代の撮影所ドラマだ。2011/07/23
鈴月
0
会社の本棚より。2016/12/13
たっつぁん
0
真っ直ぐに頑張る人間は素敵だし、それを見て支える仲間も最高だわい!2013/12/02