幻冬舎時代小説文庫<br> 甘味屋十兵衛子守り剣

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幻冬舎時代小説文庫
甘味屋十兵衛子守り剣

  • 著者名:牧秀彦【著】
  • 価格 ¥596(本体¥542)
  • 幻冬舎(2015/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344418790

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内容説明

『婿殿開眼』に始まる「算盤侍影御用」シリーズなどが絶好調の牧秀彦氏、新シリーズ始動!
時は江戸幕末、深川にある甘味屋・笑福堂では主の十兵衛が作る美味しい菓子と、妻のおはること遥香の笑顔が評判を呼んでいます。しかしこの二人、夫婦というのは世を忍ぶ姿。国許で主君の側室だった遥香と、その娘・智音を暗殺から救った十兵衛は、三人で江戸へと逃れてきたのです。身分違いな恋心を胸に秘め、二人を命がけで守り抜くことを誓った十兵衛の前に、穏やかな暮らしを打ち破る不審な侍が姿を現し……。すがすがしい人情譚とスリルあふれる剣戟をお楽しみください!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

30
設定が幕末なので甘味処笑福堂は和菓子や洋菓子あり和洋折衷、みをつくし料理帖のような細かなレシピはないが、武士が甘味屋を営んでいるので剣戟シーンあり、御側御用取次ぎを務めた隠居が後押ししたりで物語は面白いが、和菓子対決、仇討等の内容が簡単すぎて少し物足りない所ありですがシリーズ全て完読します。2013/08/31

うさこ@タッタカタ

14
初作品。文章が読みづらい。どういう意図なのかしら。十兵衛の心情のナレーション? ストーリーは面白く、幕末を絡めて今後どうなるんだろうと思わせる。 江戸のころにも朝からご飯がわりに菓子を食べるって本当にありですか。おめざってやつですかね。 2013/08/25

ひかつば@呑ん読会堪能中

13
初読の作者。実の妻子ではない訳ありの母娘とともに甘味屋を営む童顔の元武士が困難に立ち向かうというお話で、菓子作りと脇の個性的な登場人物が絡んでいくストーリーは中々良かったが、終盤の展開にビックリ。もう少しゆったりと楽しませてもらいたかった。とりあえず次に期待。2013/05/28

カバン

9
殺されそうになっている主君の愛妾とその子供を連れて江戸に逃げてきた十兵衛。刺客から母子を守りながら、得意の菓子作りで生計をたてる。料理もの、剣士ものと内容が盛り沢山です。話がなかなか忙しいですが、読み心地が爽やかで続きが楽しみです。2014/11/25

ネムコ

7
ちょっと違ったテイストの時代小説。脱藩して刺客を差し向けられている割に目立つのを恐がらないし、料理ならぬお菓子対決もあるし、幕末が舞台だし。女剣士や金髪の女社長や中国の拳法使いや‥‥それでも一本筋が通っている。伏線も張ってたし、どこに辿り着くか楽しみです。できたら3巻か4巻くらいでまとまって欲しいな♪2012/06/21

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