内容説明
豪商・但馬屋の姉妹はもうすぐ七五三。笑福堂では十兵衛と遥香が心をこめて千歳飴を作っていた。依頼主は二人の祖父・徳蔵ともう一人、十兵衛の盟友・石田甚平。甚平は苦しい時期に徳蔵に助けられたことがあり、恩人の孫娘の成長を祝いたいのだという。ところが、姉妹は拐かされてしまい、莫大な身代金を求める文が届く……。手に汗握る、シリーズ第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
42
甘味屋十兵衛子守り剣「ご恩返しの千歳飴」 4巻。「ビスケット」「千歳飴」「汁粉」「きんとん」4つの甘味にまつわる事件、4冊目にして一気読みができた、十兵衛さん店主として板につき、お店も繁盛、周りの人達の信頼や協力できたからかな。2014/03/04
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
9
シリーズ4冊目。3巻での懸案事項が解決したものもあれば、まるまる1巻引っ張った感もあるが、クライマックスに近づきつつある。何より喜平太さんが息災だったことと、智音の子どもらしい姿がたくさん描かれていたのが嬉しかった。2015/04/05
ううち
8
半生カステラ食べてみたい。千歳飴を食べるお夢ちゃんにほっこり。女の悋気は恐ろしい…。美織ちゃんが美貌を使って蹴散らすのがよかったです。2014/03/28
RAKUSI
7
シリーズ4作目。ちょっとした事件を解決しながら続く作品。お菓子も美味しそう。次が気になります。2016/06/20
まはな
5
(図書館)都合のいいように味方が増えていくなあと思いつつ美織には幸せになっていただきたい。栗きんとんの描写がイメージしづらかったなぁ。でも食べてみたい。次は最終巻。遅々として進まない外記との決着を待ちましょう。2014/10/29