カンゼンのサッカーブックス<br> Jリーグサッカー監督プロフェッショナルの思考法

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カンゼンのサッカーブックス
Jリーグサッカー監督プロフェッショナルの思考法

  • 著者名:城福浩
  • 価格 ¥1,630(本体¥1,482)
  • カンゼン(2013/10発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862551337
  • NDC分類:783.47

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内容説明

監督はどのように
 チームを作り上げるのか?
 現役プロ監督が初めて明かす!!
 
 監督はどういったことを思考し、
 どのように決断を下しているのか。
 ヴァンフォーレ甲府で指揮を執る城福浩監督が
 FC東京監督時代、U-17日本代表監督時代に
 培われたものを実例として、
 チームを躍動させる“ロジカルな思考法”を公開する。
 監督の立場で考えると、サッカーはより深く見えてくる 
 
 PROLOGUE 監督とは――重圧と歓喜の狭間で
 CHAPTER1 チーム編成論
 CHAPTER2 マネジメント論
 CHAPTER3 采配論
 CHAPTER4 戦術論
 CHAPTER5 育成論
 
 組織を躍動させる“思考ロジック”
 
 ○補強とは、一刻を争う情報戦の世界
 ○選手が立ち返る場所"スタンダード"を示す
 ○ボジションの確約は絶対にしない
 ○試合の翌日に考えるのは、控え選手のこと
 ○選手交代は、守備面も考えながら行う
 ○プレッシングで守備のスイッチを入れる
 ○ショートカウンターで相手が拡散した隙をつく
 ○ハーフタイムで話せる時間は3、4分
 
 ■■■ 本書プロローグより ■■■
 監督というのは、孤独な職業です。
 監督は現場におけるすべての決定権を握っています。
 だからこそ、そこで起きるすべてのことに対して、
 監督は責任を負わなければなりません。(略)
 選手をメンバーから外せば、
 選手生命を脅かすことにもなり得ます。
 結果が伴わず、チームが低迷すれば、
 コーチングスタッフやクラブスタッフの生活さえ
 脅かしてしまうかもしれません。
 しかし、だからこそ、成功したときの喜びは格別です。
 あの爆発的な喜びを一度でも味わってしまうと、
 監督という職業が病みつきになってしまいます。

目次

1 チーム編成論
2 マネジメント論
3 采配論
4 戦術論
5 システム論
6 育成論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きつねこ

44
J2通ってますが、実はルールもよくわからない、むろん、戦術も。そんなわたしにも、監督業のたいへんさ、思考の方法、実務等、なんとなくわかったような気にさせられました。選手さんとのやりとり、特にメンタル面での心の配り方等はためになりました。こだわるけど固執せず選手を生かし動かしていく。サポはああだこうだ好き勝手をいいますが、監督はじめクラブ選手一丸となって、信念もって貫いて、喜びを重ねていけたらいいなあ。勇気づけられた一冊です。2015/08/21

James Hayashi

23
U-15・16・17日本代表監督、ヴァンフォーレ甲府監督など歴任(J2で24戦不敗という記録)サッカー監督という職業の実態と仕事内容を記述。視点は、ゲームにどれだけ監督の采配が生きているのか?攻防を左右するフォーメーションなど。個人的なプレーヤーとしては世界的レベルもちらほらいるが、なかなか結果に結びつかない日本。戦略なのか、全体のレベルがまだ低いのか。いよいよベルギー戦。再読だった。2018/07/02

ふろんた2.0

18
城福さんといえば、試合後に声をからしている人。戦術がシンプルに解説されており、選手のポジショニングや交代策、ハーフタイムの指示など観戦者からすると大変わかりやすい。甲府のような地方クラブがビッグクラブにどう食い掛かっていくかは楽しみだ。2014/04/02

James Hayashi

5
日本のサッカー界の監督がいかにマクロとマイクロマネージメントを求められているかシビアに分かった。選手を鍛え上げるだけでなく、勝利を求められ、運営組織やファンに答えていかなければならない。将棋と違い、各コマに自分で考え自分で動ける選手育成をし、監督が求めるゲーム理論が求められる。金のあるビッグクラブが優位にあるが、著者の地方クラブ(甲府)もよく検討している(昨年はJ2で優勝)。彼の理論が理想だけでなく現実的であり、分かりやすかったとにも共感を覚えた。2013/05/19

ジュンジュン

4
著者との出会いは2011年のサッカー中継。他の解説者が大体異口同音の中、城福氏のそれは目線が違っていてまさに目から鱗。時あたかもペップ・バルサの全盛期、ピッチ上の幾何学文様とそれを読み解く城福氏の解説は、とても魅力的だった。そんな1年間(現場を離れていたので本人は浪人生活と称す)の集大成が本書。解説同様、率直かつロジカルな内容。2018/06/01

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