内容説明
昼と夜の狭間、黄昏の住人たち――モンスター。セイレーンの歌姫がトルコで行方不明になった。それを聞き、穏やかな物腰を一変させ邸を飛び出した執事の狼男、ルイ。彼を見送った咲夜だったが、彼女も突如、アナトリア最長老のモンスター、アトラ・ハシースに呼び出され、義兄アルベルトたちとともに一路、トルコへ向かうことに!! しかし、トルコに着いた咲夜たちは、キマエラに襲撃されて!? 吸血鬼伝説、新たなる展開へ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
36
既に四巻まできているというのに、やはり巧いなぁと言わざるを得ない展開が憎い(笑)。布石の投じ方がなんて自然なのかしら。次に期待をさせる疑問をあらゆる処で持たせてくれる。しかも、疑問を持ったら普通はさっさと解決させてくれ!答えを!と求めてしまうじゃないですか。でもこの作品、「まぁ、待ちなさいな。答えを求めるにはまだ時期尚早よ。」と、読者の心を程良く諌めてくれちゃうものだから、そりゃぁ待ちますとも。えぇ、そりゃあもう。そして、明日の仕事と次巻を天秤にかけまたも頭を悩ます私がここに(笑)2015/08/10
ダージリン
9
ルイの過去が改めて気になったのと、トルコ料理が食べたくなった!安定したカップル?ばかりなので、エクシールが気になりますね(笑)。2012/05/19
シュウ
7
ルイ、暴走する。エクシール、クラインの謎は何?2018/04/24
りんりん
4
後書きに基本一話完結だからどこから入っても読めるとありますが、色々な人が複数名を持っていますし、カタカナ名前も多く出てくるので、それは無理じゃないかなぁ。今回はクラインことジルのメインの話の為の導入…といった感じでしょうか。個人的にルイの暴走をもっとみれると思っていたので、そこの描写が少なかったのは残念でした。2012/05/19
春菜
3
エクシールと要の2人はすきだな〜。今回は前巻で発見されたクライスについて。エクシールとかジーンとか何が目的か謎です。咲夜もまた目をつけられたみたいで今後どうなるのか。でも今回のMVPはトルコ料理では!?2015/04/16