内容説明
昼と夜の狭間、黄昏の住人たち──モンスター。目を見た者は石になるというメデューサの首がうめ込まれた秘宝「アテナの盾」が血族の城から盗まれ、時を同じくして住人が石化した村が見つかる。モンスターたちを束ねるヴァンピーア一家の人間の養女・咲夜は盾を盗んだ犯人が義兄・アベルの剣の師匠で、アベルが彼を狩る執行者になると知り、愛銃をたずさえ事件の調査に同行するが……!? 結城光流が贈る吸血鬼物語、第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
42
ここまで「ここだ!」と思う場所に「これだ!」と思う展開が嵌まる作品もない。何度ニヤリとさせられた事か。それとも、そもそもそう読者が思うように、この作品を読み始めた時点で作者の掌の上で転がされていたのか…。それも悪くない(笑)。そう思う程の小気味良い流れのある作品。今回で言うと、グレーテルの正体を感じさせる描写や最後の馬上の騎士様(笑)の登場はなんと小気味の良い事か。私の睡眠時間も喜んで開け渡してやろうじゃないかと思う、女性のお肌に大敵な作品です(笑)2015/08/05
ひめありす@灯れ松明の火
16
ロード・スケルトンとグレーテルばあやに全てを持っていかれた感じでした。そりゃ、普通のレディではないと思っていましたけれど……まさか、間違いなくクラーン1の長老様やもしれませんね。メデューサも意外なる美少女でびっくりしました。いつも悪く描かれているので、こういうギャップがあるとちょっと得した気分になります。骸骨卿は登場からして「ひゃっはー♪」と笑うしかありませんでした。活躍が楽しみです。2011/08/14
べべっち
11
グレーテルの正体に驚きつつ…読了。2016/02/04
ダージリン
11
何故か、アルベルトより要の方が印象に残ります~(笑)。そしてラスト登場の彼、気に入りました!2011/05/04
シュウ
5
最後の最後に強烈キャラ登場。2018/04/08