内容説明
甲府勤番を命じられ江戸を離れた外道の剣客・柴新九郎。甲府勤番支配から1年ぶりに下されたのは、金蔵から50両を奪い逐電した金蔵・米蔵番出役・本田多十朗を斬れとの命だった。本田が目撃された黒川金山の奥地に入った新九郎を罠が待っていた。次々に襲いかかる刺客に新九郎の剣が唸り、金山に隠れていた驚愕の秘密が明らかに――。大人気シリーズ、ついに最終章!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
4
小杉作品は、時代ものが好きです。 このシリーズは1巻目から新九郎に引き込まれました。表紙も好きです。 頭から善人でない!のがイイ!(笑) 終わってしまったのが残念。でも予想はしてました(泣)
あかんべ
3
おいおい、出家でもする気ですか?というような滑り出し。話は甲府と江戸の二本立て進む。いくら使命といえども馬込のいいなりに本田多十郎を探しに行くのは暇だったから?二つの話が交わるのは下巻になってからだろう。上巻はのんびり話しが流れる。2012/06/13
ササ
1
新九郎が仏像を彫っているだと!?読みながら驚いて声が出た。新たな密命を帯び、真相に近づく。江戸と甲府と離れたところにいても、仲間のように思い合う。本当に新九郎は変わった。それが何だか嬉しい。2022/11/08
犀門
1
#158★★★★★☆感想は完結編となる下巻にて。2013/11/04
matsu0310
1
☆2012/06/02