信長戦記(5)

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信長戦記(5)

  • ISBN:9784845841202

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内容説明

”執権”となった織田弾正忠信長は越前・朝倉の上洛を阻んでいる若狭の内乱を鎮圧すべく出陣――
だがそれは織田軍を討つために画策された盟友・朝倉と義弟・浅井の”誘い”であった!!
真実の「金ケ崎の退き口」とは―――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masahiro

2
この信長戦記の面白いところは史料に依拠しながらも、合戦考証の藤原氏が新しい解釈を試みているところです。この巻の「金ヶ崎の退き口」についても、多くの本や漫画では信長が数騎で逃げたと書いていますが、この作品では軍団を引き連れて退却しています。このように定説から外れたストーリーは荒唐無稽なものになりがちですが、前述のように史料に依拠していることや、作者のかわの氏が上手に纏めていることもあって、違和感を感じることなくストーリーを楽しむことが出来ました。続きも楽しみです。2012/05/02

玉野ゆうき

1
「金ヶ崎の退き口」の話。通説を覆す展開で面白い。 この「信長戦記」をTVドラマ化したら物議をかもすでしょうね。2014/03/31

おかまたけ

1
朝倉再評価と、「金ヶ崎の退き口」で最初から最後まで若狭が重要な展開だったのが良かった。あと女性の裸多め。『太閤立志伝』あたりのゲームで岐阜に撤退するのに疑問を抱かなかったけど、南近江から敵が来てるのにそんなルートは取らないよなあ。反面、信長本隊が退却している所に丹羽の後巻きだけ送り込んでも、とも思ったけど、浅井は挟撃が失敗した時点で本拠地が危険だから即撤収している、っていう流れなのかも?宗教キャラがどちらも曲者そうなので、次も楽しみ。2012/05/09

hirokazu

0
信長が、浅井に相談なく朝倉を攻めた為に浅井が謀反。信長は窮地を脱し、秀吉が「金ヶ崎の退き口」と呼ばれる退却戦を決行する・・。というのが「甫庵信長記」の記述。しかし「信長公記」には「金ヶ崎の城には木下藤吉郎を残しおかせられ」としか記されておらず、それに基づいて合戦考証の藤原京氏が打ち出したのが「秀吉の金ヶ崎城籠城戦」。史料をどう読むかによってこれほど変わるものなんですねえ。その一方で、この戦いの真の黒幕は・・・・という大ハッタリをかましてくれるところのギャップも面白く、楽しむことができました。2012/04/07

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