内容説明
かつての同僚が悪事に手を染めているらしい――。
“土下座侍”大林天馬から相談を持ちかけられた翌日、材木問屋「生駒屋」の主人ら五人が惨殺された。店の丁稚は額に三日月の傷を持つ男、天馬の元同僚・浅見を見たという。追っていたくらがり事件と浅見に意外な共通点があることを知った忠兵衛は探索に乗り出すが、その背後には、ある藩の改易にからむ巨大な陰謀が潜んでいた……。
迷宮事件を扱う窓際同心の人情裁き。シリーズ第十五弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
128
くらがり同心裁許帳「土下座侍」15巻。これが最終巻なのか、筆頭同心酒井一楽さんも奉行からお灸をすえられ忠兵衛さんもホット一息、詩織さんとも上手くいきそうな、ま～めでたしめだたしかな。2015/11/01
zuccalove
2
面白かった。 人情味あふれるお裁き、終わり方もよかった。2016/07/01
蕭白
1
相変わらずの人情裁きに遅々として進展しない詩織さんとの仲。全てが今までと変わらず、読後感もいい感じでした。2012/04/01
