双葉文庫<br> 異能の絵師爛水 : 1 花鎮めの里

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双葉文庫
異能の絵師爛水 : 1 花鎮めの里

  • 著者名:海野謙四郎【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 双葉社(2014/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575665550

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内容説明

ある春の日、櫛流村にやってきた爛水という名の不思議な絵師。花鎮めの祭の最中に起きた騒動を解決し、次第に村人の信用を得ていく。奇跡のような出来事を次々と披露する爛水だったが、その正体はいったい!? 強力新人による書き下ろし時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッサー

12
突然、村に現れた絵師の影響で、村が変わっていく話。なぜ、その村だったのか、何が目的なのか、謎のまま話がすすむ。さつま芋、焼酎が面白い感じで出てくるところがおもしろい。最後に謎もわかるが、なるほどといった感じ。❗️❗️❗️❕❕2020/05/03

ひかつば@呑ん読会堪能中

5
「異能の絵師欄水」が訪れた東北の村での1年を描いた何とも奇妙な話。江戸の言葉を巧みに使い、薬学、農学のみならず異国の宗教の知識もある男がだんだんと村でその存在を大きくしてゆき、中盤辺りから何となく絵師の素性や意図が見えてくる。いったいどんな結末が待っているのかとドキドキしながら読みすすめたが、途中でこんな気分にさせられたのは大昔に読んだモダンホラー以来かな。続きがあるようなので探すとしよう。 2013/04/23

ソババッケ

4
日本海側の小さな村に、江戸の絵師と称する謎の人物がやってくる。この絵師が村にもたらす異能にはずんずん引き込まれていきます。村の神社の「花鎮めの祭り」、どうもこの神社がキーらしい。物語の半ばごろになって、やっとこの絵師の目的に気づかされます。 普通の物語ですと、主人公は秘かに目的を遂げ、村人にその功績を惜しまれつつ、静かに村を去っていくとなるのですが、この物語はそうはさせてくれません。 最後のほうの名主の娘・ふゆの発言によっておやっ?、そして最後の12歳の娘の独り言によって作者の意図を・・・。★3.82012/06/19

yuri

2
なんでもできるスーパーヒーローなのに、ダークな感じがついてまわる主人公で復讐劇が繰り広げられているのに、なんとなく、淡々とした雰囲気がついてまわる。不思議な読後感があります。2013/03/04

どら母 学校図書館を考える

1
ソババッケさんの別のサイトの書き込みで、読みました。なるほど、なるほど…。2012/08/24

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