よいこの黙示録(2)

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よいこの黙示録(2)

  • 著者名:青山景【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2014/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063523966

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内容説明

「自前の“神”が欲しいんだ」。得体の知れない子供、伊勢崎大介(いせさき・だいすけ)は、同級生の女の子、森(もり)ユリカを教祖に仕立て上げ、一つのクラスから宗教を起こそうとする。クラスの子供達が抱えるそれぞれの悩みを巧みに利用し、その試みは次第に形をなしていく――。青山景が描く、コドモ達の宗教絵巻。描ききれなかった物語を読み解くための設定資料集、『青山景WORKS』を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

67
4年2組の宗教、神聖児童教団設立。のちに古参メンバーと呼ばれるであろう児童たちが集結。——なんとも恐ろしいほどの不穏さです。読んでてなんかもう、お腹痛い。本作は作者の夭折により未完となりました。この物語の先をどう見据えていたのか、残された構想が巻末に掲載されています。2021/09/02

めっし

11
面白い。近い将来「このマンガ大賞」に選ばれるのでは?と思っていた作品が、作者の急逝という形で終わってしまうことが惜しくてならない。今後、小学生たちの作る教団がどのような問題に直面し、発展していくのか?組織の崩壊はいつやってくるのか?ストーカー教師との展開、クラスのいじめや絡まった人間関係、優柔不断な担任はどう指導するのか、続きが気になって仕方がない。巻末の方は、全体的に終始どんよりとした不穏な雰囲気のタッチになっているところが、作者の状態を察することができる。2012/07/12

しろ

4
☆7 読んでしまったこの作品。小学生がクラスで宗教を始める話。それに巻き込まれていく先生と一緒に読者も宗教のあり方、効能、副作用を見ることになる…はずだったけど、これからというところで終わっている。著者は何でそんな選択をしてしまったのか、僕がとやかく言える問題じゃないかもしれないけど、怒りを覚える。とても哀しい怒りを。著者がこのクラスに描こうとした黙示録はどんなものだったのか、良い漫画になっていたと信じるからこそ悔しい。2012/04/01

しらたき

3
おもしろい。続きが見れないのは残念でならない。2012/05/04

ますくわーど

3
予想はしていたが面白い。作者の自殺という形で幕を下ろすにはあまりに惜しい作品。だれかコンセプトを拾ってリメイクしてくれないものか。2012/04/26

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