内容説明
倉石祥子が当直を務める病院に、救急で担ぎ込まれた一人の女性患者。急性アルコール中毒で状態は良好だと思われていたが、その翌朝、突然心肺停止を起こして亡くなる。数日後、慢性閉塞性肺疾患と考えられた男性患者も急変し、死亡。いずれも自らの診断ミスだと、落ち込む祥子だったが、患者の死亡カルテを見て、その死因に疑問を持ち始める──。
「女医・倉石祥子シリーズ」待望の最新作、第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒川叶
9
リズムよく読めた。最後の人間関係が少しややこしかった。他の作品も読んでみたい2019/01/30
尾塚
3
女医・倉石シリーズを初めて読んだ。著者が医師だけに患者の医療処置の場面など迫力を感じる。病院内でこんな人間関係もあるのかもと勝手に想像してしまった。話の展開は早い段階で読み取り、犯人も分かりやすい感じがした。主人公の女医にもう少し強い個性があってもいいかなと思った。舞台が関西のようなので、個性ある脇役も登場するがちょっと不自然さを感じる。ミステリーとしては、それなりにまとまりがあり楽しめた。 2012/09/26
花鳥風月の森
2
本の感想ではないけれど、この文庫の字体がとても読みやすい。2020/11/28
島田喜美子
1
このシリーズ3冊目ですが とても読みやすくまた はまり一気に読めました。 2020/04/18
Alice
1
大好きな霧村さんの女医シリーズ。今回も面白かった。読みやすかった。2015/08/25