二見文庫<br> 感染爆発 恐怖のワクチン

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二見文庫
感染爆発 恐怖のワクチン

  • 著者名:霧村悠康
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 二見書房(2012/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576100562

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内容説明

新型インフルエンザ大流行のさなか、ワクチン開発を担う研究所の教授が亡くなった。体には注射痕が。良心的な研究者の彼は、副作用を懸念して発表前には必ず自分にワクチンを打っており、今回は残った毒性による事故と考えられた。しかし、解剖の結果、新型インフルエンザの痕跡はなかった……。なぜ彼は死んだのか。その後も、不可解な死が続いていく。
ワクチン開発の光と影を描いた書き下ろし医療ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

41
病原体研究所ウイルス部門教授の阿山洋が急死した。彼はワクチン開発に携わっており、発表前には必ず自分に注射していた。一見、そのワクチンが原因のように思われましたが・・。乱風&祥子シリーズ第4弾。シリーズモノとは知らずに第4弾から読んでしまいましたが、分からないなりにも楽しめました。話としてはワクチン開発における闇の部分を描き、インフルエンザワクチンを打つ必要性について問いかけていました。主人公の一人・乱風が医学部出身の刑事で、茶髪にピアスという容姿という設定もなかなか面白かったです。★★★2012/04/08

kaorin

5
ワクチンは予防にもなるが、時には毒にもなる。不足分を外国から購入してまで新型インフルエンザワクチンを国民に推奨した実話を基に、医師である著者の皮肉がたっぷり込められたミステリー。インフルエンザの場合、その年に流行する型の予想が外れるとただの水となる。うがい・手洗い、咳ケットの方が有効では?ワクチン禍は、古いところでは新三種混合(MMR)。これは本書でもMワクチン禍として取り上げられています。最近では、子宮頚癌ワクチン。その重篤な副作用のため、寝たきりになっている若い女性の話が報道されていますね。2015/08/16

どんすけ

4
謎を解決するミステリー要素よりも、「本当にインフルエンザワクチンを投与する必要があるのか?」という筆者の問いかけに気づかされた点が多かった。去年流行したインフルエンザ騒動は、今思い出せば、メディアに踊らされていたと思うことも多々あるし、家にある大量のマスクはどうしようかと感じたり。確かに必要なワクチンもあるけれど、薬には副作用が付き物であり、それはワクチンも同様である。それを理解した上で接種しなければならないと感じた。6000X5000万のビジネスか。。 2011/01/10

taki

3
これはどこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションなんだろうと思ってしまいました。とりあえずインフルエンザくらいなら、予防接種はしないことにしようと思ったり。 ラストは正直ここで終わり?…という感じでしたが、色々と勉強になったので読んでよかったです。 シリーズもののようなので、他も読んでみようと思います。2013/10/03

Alice

2
フィクションなんだろうけど、現実にありえそうな話。毎年仕事柄、接種が義務なんだけど私は接種も薬も出来れば体に入れたくない、自然に治癒するでしょ派なんだよね〜 祥子さん乱風さんコンビ…2人の関係もいい感じで今回の作品も面白かった。2015/05/04

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