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内容説明
第1巻2巻が大好評!文豪、夏目漱石にまつわる史実を元にした4コマ漫画の第3巻待望の発売!夏目先生の周りにいる友人たちも偉人というかたいした人だらけ。夏目先生の友人達を見ていくとあらためて先生の偉大さが見えるというもの。しかしそんな先生の身体には異変が…。ほんわか明治文壇4コマワールド!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
選挙ウォッチャーちだいそっくりおじさん・寺
57
夏目漱石と周囲の人達のエピソード4コマ漫画。伝記ではなく、こうした人物スケッチ漫画がもっと流行れば良いのにと思う。夏目漱石は人気ある人物だが、その伝記はさほど有名ではないが、伝記が割と周知の偉人も、詳しい人がこうして描けば飽きずに読める。面白い。夏目漱石の周囲の人達も面白いというのもあるし、文献資料が豊富というのもあろう。正岡子規との友情だけでも1冊の小説を書く人もいると思うと豊かな漫画である。文学者や芸術家というのは、人間的欠点の話があれこれ残っていても決してスキャンダラスでないのが良い。寛容になれる。2018/09/30
ひめありす@灯れ松明の火
49
表紙は金やんだった頃の先生。the eyesというあだ名通り眼光が鋭かったようですが、割と内弁慶だったんですね先生。何処まで甘えていいのか扉をこそっと開いてばったんと大仰に閉じている様子が何ともいえず可愛いです。頑張れ~。トラホームで下宿生活強制終了の先生とやはりトラホームで片目を失った是公。何となく運命的。今回は朝日新聞入社~伊豆の大患まで。なのに学生時代のエピソードも多めで『青春小説家』という響きがなる程先生を言い表している感じです。死因は胃潰瘍……による出血多量?!先生一体どんな死に方をしたのー!2016/06/18
神城冥†
39
漱石と弟子達と友人達と。今回は奥さんや猫のエピソードもあり。木曜会、私も行ってみたい。やはり、子規とのエピソードが一番好き。あと是公さんも好きなのでエピソードが増えてて満足。そして最後…あああああ!とうとうその時が!?続きが気になる。2016/04/10
ひめありす@灯れ松明の火
35
猫氏を腰に乗っけたまま新聞を読んでいる先生が何ともいえずほのぼのします。お偉い人ではあるけれど家や友人周りではちょっと困った人なんですよね。でも何くれとなく助けてくれる人がいて、また面倒をみる相手もいると言うのはとてもいい事。当然ですが、先生の周りは結構すごい人だらけであとでもう一度吃驚したりも。二回目になると手紙をゆっくり読む時間も増えてきて、迷惑をかけられたでしょど可愛いアピールをしている森田、何故かべらんめえ口調の手紙を書いている子規とかうまく満韓ところどころをぼかして書こうとしている様子も楽しめる2016/06/19
藤月はな(灯れ松明の火)
27
今回はマニアックに人物に焦点を当てて先生像を掘り出すのではなく、先生の一生をおおまかに振り返るという手法です。先生と同じく、人面はいいのに家族に当たる癇癪持ちの父が寝静まるのを待っていたことが多かったので鏡子さんが先生が癇癪を起さないように睡眠薬を処方するというエピソードには「そういう手っ取り早い手もあったか」と思いました。家族が一緒になると険悪になることので父を一人にするのも私の家では日常茶飯事です。いつの世も家族は難しい。ぞなもし言葉と天麩羅蕎麦4杯。探偵小説シリーズの夕子ちゃんは先生がモデルなのね~2012/04/22
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